「Metro Exodus」はBFVと同じ傾向
同じDirectX 12&DXR対応ゲームでもエンジンによって傾向が違うかどうかを見るために「Metro Exodus」でも試してみたい。同梱されているベンチマークアプリで画質は「Extreme」設定とした。なお、HairWorksやAdvanced PhysXもオンとする。
また、DXRを有効にする場合、レイトレーシングは「Ultra」設定とし、DLSSも有効にする。このゲームの場合、DLSSはWQHDより上の解像度で有効化でき、BFVのようなイレギュラーな要素はないので、DXR(アンビエントオクルージョン)とDLSSのパフォーマンスを知るには良いゲームと言えるだろう。
DirectX 12モードでの全体傾向はBFVとほぼ同じ。描画負荷が非常に重たいため、最低フレームレートの落ち込みは激しい。しかし、平均フレームレートを見ると、RTX 2080 SUPERは平均60fpsにあと一歩のところまで迫っている。ただし、メモリーバス幅の広いRTX 2080 Ti FEには及ばない。RTX 2070 SUPER FEとRX 5700 XTがほぼ同レベルなのもこれまでのテストと共通だ。
そして、DXRを有効にするとフレームレートが全体に落ち込むのもBFVと一緒だ。しかし、DLSSが効き始めるWQHDではGPUパワーと結果がきれいに連動していることが確認できた。
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