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GeForce RTX 2080 SUPER解禁!Radeon RX 5700&RTX 20 SUPER徹底比較

2019年07月23日 22時00分更新

「Metro Exodus」はBFVと同じ傾向

 同じDirectX 12&DXR対応ゲームでもエンジンによって傾向が違うかどうかを見るために「Metro Exodus」でも試してみたい。同梱されているベンチマークアプリで画質は「Extreme」設定とした。なお、HairWorksやAdvanced PhysXもオンとする。

 また、DXRを有効にする場合、レイトレーシングは「Ultra」設定とし、DLSSも有効にする。このゲームの場合、DLSSはWQHDより上の解像度で有効化でき、BFVのようなイレギュラーな要素はないので、DXR(アンビエントオクルージョン)とDLSSのパフォーマンスを知るには良いゲームと言えるだろう。

「Metro Exodus」DX12、1920×1080ドット時のフレームレート。

「Metro Exodus」DX12、2560×1440ドット時のフレームレート。

「Metro Exodus」DX12、3840×2160ドット時のフレームレート。

 DirectX 12モードでの全体傾向はBFVとほぼ同じ。描画負荷が非常に重たいため、最低フレームレートの落ち込みは激しい。しかし、平均フレームレートを見ると、RTX 2080 SUPERは平均60fpsにあと一歩のところまで迫っている。ただし、メモリーバス幅の広いRTX 2080 Ti FEには及ばない。RTX 2070 SUPER FEとRX 5700 XTがほぼ同レベルなのもこれまでのテストと共通だ。

「Metro Exodus」DXR、1920×1080ドット時のフレームレート。

「Metro Exodus」DXR+DLSS、2560×1440ドット時のフレームレート。

「Metro Exodus」DXR+DLSS、3840×2160ドット時のフレームレート。

 そして、DXRを有効にするとフレームレートが全体に落ち込むのもBFVと一緒だ。しかし、DLSSが効き始めるWQHDではGPUパワーと結果がきれいに連動していることが確認できた。

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