ごきげんよう。アスキーの酒好き記者ナベコです。全国的に天気の不調が続きますが、ウツウツした梅雨気分を吹き飛ばすためにも気持ちよくお酒を飲みたい!
せんべろ。それは現代社会の癒し。1000円程度の予算で飲める店のことや、1000円程度の低予算で飲みに行く行為を言います。
この連載では、チェーン店を中心に1000円程度の予算でちょい飲みできる店をレビュー。居酒屋、ファストフードといったジャンルは特に定めていないので、オススメがあったらぜひ教えてくださいね!
今回は「れんげ食堂Toshu」で飲んできましたよ!
(行ったお店)
「れんげ食堂Toshu」
・ジャンル:中華食堂
https://www.toshu.co.jp/renge_toshu/
※取材した店舗をもとに記事を作っています。同じチェーン店でも店舗ごとによってメニューの内容や価格、環境が異なる可能性もありますのでご了承ください。なお、記事中の価格は基本的に税抜表記です。
「オリジン弁当」系列の
ちょい飲みできる定食屋さん
“れんげ”のロゴマークが特徴の「れんげ食堂」。運営は「オリジン弁当」や「中華東秀」を手掛けるオリジン東秀です。2017年からスタートした新しめなブランドで、現在、東京、神奈川などを中心に50店舗以上を出店しています。
中華東秀で人気の定番料理メニューに加え、れんげ食堂ならではのセットメニューや、創作メニューを提供するという中華食堂。そんなれんげ食堂では、ランチや夜ご飯だけではなく、ちょい飲向けのメニューも揃えています。
初めてのれんげ食堂。さて、何を頼もうかな?
(頼んだのはこんな感じ!)
・「生ビール 中」277円
・「餃子」180円
・「ピリ辛もやし」99円
・「ニラ玉」167円
・「レモンサワー」260円
れんげ食堂飲みです。ヒパヒパ~!(ヒパヒパはハワイの乾杯ですよ)
生ビール277円と安い!
「生ビール」はアサヒのスーパードライでした。277円という安さなので、ジョッキが小さめかもと予想していましたが、ちゃんと量がある中ジョッキでにんまり。
カンパーイ! キリリと冷えたビールは喉ごし最高ですよ。このために毎日仕事に精を出しています。おいしい~!
「餃子」は5個で180円。メニューには一番人気と書かれていましたよ。国産豚を使用しているそうです。
味は言ってしまえば至極ふつう。定食屋さんで食べる、可もなく不可もない餃子のそれでした。粗く切ったキャベツの食感がシャキシャキ。ニンニクもきいていました。ただ、皮はややかために感じました。
オリジン東秀のクオリティで
お値段以上のおいしさ
感動したのは、“とりあえず一品”的に頼んだ「ピリ辛」もやし。茹でたもやしに、肉みそをのせた仕立てで、99円という安さのわりにボリュームがあり、ちゃんと良い味です。
肉みそは、みそのコクがきいているのと、おそらく醤油も使っているようで、白いご飯にも合わせたくなりました。唐辛子が適度に刺激的で、あとからヒリヒリして食欲を掻き立てます。自分でも真似してつくってみたいな、そう思える一品でしたよ。
「ニラ玉」は167円という安さ。そして、こちらもずるいです。こんなにそそる味なんて。
鶏ガラなどのうまみを玉子が包んでいて、「あーこれこれ!」と心を惹きこまれるおいしさ。だしが濃いはずなのに、焦がさずふんわりと仕上げているのにも感心。こちらも、ご飯が欲しくなりました。もちろん、お酒のアテとしても不足はありません。
お酒が進むのでビールがあっという間。2杯目に頼んだレモンサワーは260円でしたよ。
生搾りではないタイプ。こういった割り材でつくったタイプのレモンサワーは、店によっては甘ったるいこともありますが、れんげ食堂のレモンサワーは私好み。ほんのり甘みがあるものの、炭酸が強く、後味さっぱり。とても気持ちよく飲めましたよ!
えっ? しっかり満足できたけどこの安さですか
(お会計)
・「生ビール 中」277円
・「餃子」180円
・「ニラ玉」167円
・「ピリ辛もやし」99円
・「レモンサワー」260円
―――
……合計983円(税込合計額1061円)
お会計は、料理を3品と生ビール、サワーで、ざっと1000円くらいでした。「安い~!」と驚いちゃいました。
料理は、中華東秀やオリジン弁当のクオリティで、バランスよくまとまっていて優秀です。料理に合わせてお酒もいいけどご飯も欲しくなるのが、オリジン東秀らしさ。本格中華というわけではないけれど、多くの人が好きなお惣菜の味です。お酒はビール300円以下で、料理もお酒もお値段以上にはしっかりと満足できました。ナイスコスパと言っていいでしょう!
また、利用した店舗ではフリーWi-Fiがあったり、テーブル席にはコンセントが利用できる電源を備えていたりと、ネットユーザーにとってのサービスが至れりつくせりでした(サービスは店舗によって異なる可能性があります。詳細はお近くの店舗でご確認ください)。
明るく清潔感がある店内なので、酒場のライブ感ある雰囲気とはまた違うけれど、安定感のある料理をつまみに手ごろな価格で飲むにはとても使い勝手良さそうです。
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ナベコ
寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。
ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、レモンサワー、ホッピー、アルコール全般が大好き。お酒に合う塩分高めの食事も。
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