九州旅客鉄道(JR九州)とA.L.I.Technologiesは7月12日、共同で無人航空機(ドローン)や AI を用いた鉄道施設の点検ソリューションを開発したと発表した。
将来的な労働力不足やインフラの老朽化、自然災害の対応といった社会的な課題の解決に向けて両社が開発・実験に取り組んできたもので、A.L.I.Technologiesの持つ「空のインフラ」に関する特許群と技術をベースにJR九州の鉄道施設における画像解析を活用した調査や点検、枯れ木の早期発見技術などを融合したという。
鉄道施設点検の効率化・高度化に加えて、安全管理などの各種オペレーションの改善へ向けた共同開発に取り組み、今後数年内の運用開始を目指すとしている。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります