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ユーザー同士で会員権を売買できる二次流通機能も提供予定

音楽アーティスト向け活動資金調達プラットフォーム「CHACCA」正式版

2019年07月18日 12時30分更新

 EnterTech Labは7月9日、音楽アーティスト向け活動資金調達プラットフォーム「CHACCA」(チャッカ)正式版をオープンしたと発表。

 音楽アーティストが、ネット上で独自のデジタルエンブレム(会員権)を発行。ファンやユーザーが購入・売買することで、活動資金を集めることができる。

 エンブレム価格は100円から設定でき、誰でも気軽に投げ銭感覚で参加可能としている。エンブレム所有者には、アーティストのライブチケット先行購入権や楽屋招待権、握手権、ライブ打ち上げ参加権、オリジナルビデオメッセージ、ライブエンドロール名前掲載などの特典を提供する。

 また8月以降に、所有エンブレムをCHACCAユーザー同士で売買できる二次流通機能を提供予定。エンブレム価格は需要と供給により変動し、所有者は人気が高まったアーティストのエンブレム売却差額を利益として得られるという。アーティストにも売却差額の一部がインセンティブとして還元され、活動の資金源となる。

 近年、音楽ソフト市場の縮小により、既存ビジネスモデルが機能しなくなってきてる。

 同社は、新しいアーティスト育成のエコシステムを創出することで、音楽業界の課題解決や活性化につなげたいと考え、CHACCAの開発・提供にいたったという。

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