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Wi-Fi 6高速無線やMini-DTX製品も!ASUS X570マザーボードが激アツ

2019年07月07日 22時00分更新

Wi-Fi 6の高速通信対応やMini-DTXの製品が登場!

 ROG CROSSHAIRシリーズからは、「ROG CROSSHAIR VIII FORMULA」「ROG CROSSHAIR VIII HERO(WI-FI)」「ROG CROSSHAIR VIII IMPACT」の3種類が発売する。FORMULAとHEROは7月7日発売、価格はFORMULAが予想実売6万5000円前後、HEROが5万3000円前後。ROG CROSSHAIR VIII IMPACTと後述するROG STRIX X570-I GAMINGの小型なフォームファクターは発売日と価格は未定だが、8月以降に発売されるという。

 最上位のROG CROSSHAIR VIII FORMULAは、マザーボードの保護と冷却の役割を持つ「ROG Armor」とバックプレートを搭載。VRM部には水冷システムが取り付け可能なヘッダーを備える。ROG CROSSHAIR VIII HEROは、FORMULAと異なり空冷またはAIO水冷向け。

ROG CROSSHAIR VIII FORMULAは、1.3インチのLiveDash OLEDも備えている

ROG CROSSHAIR VIII FORMULAの概要

ROG CROSSHAIR VIII HEROは、少し大きめなカバーを備え、見た目をよくしているという

ROG CROSSHAIR VIII HEROの概要。EthernetがFORMULAは5Gだが、HEROは2.5Gになっている

 同社は次世代通信規格であるWi-Fi 6(IEEE802.11ax)対応の無線LANルーターを発売しているが、それに対応した子機が今まで存在しなかった。しかし、FORMULAとHEROはインテルの「AX200」を備え、対応ルーターとWi-Fi 6の高速通信で接続できる。

会場には同社のWi-Fi 6に対応するトライバンドゲーミングルーター「ROG Rapture GT-AX11000」が展示されていた

 一方、ROG CROSSHAIR VIII IMPACTは、フォームファクターがMini-ITXよりはやや大きいMini-DTXとなっている製品。M.2×2を拡張できるカード「ROG SO-DIMM.2」が付属する。従来のROG-DIMM.2と異なり、スロットがSO-DIMM形状になっているとのこと。

ROG CROSSHAIR VIII IMPACTは、珍しいフォームファクターではあるが、ほとんどのMini-ITX対応ケースに入るだろうとのこと。現在各社が確認中とのこと

 今回の同社のマザーボードのほとんどは4ピン+8ピン構成で、改良された新電源コネクター「PROCOOL II」は、電源ケーブルがしっかりハマる形状になっており、周囲がプレートに囲まれ熱だまりが起きないようになっているという。

 また、ほとんどがM.2スロットがデュアルになっており、AMDのStoreMIにより、容量は多いが低速のストレージと高速なストレージを組み合わせることで、低速ストレージの速度を高速化できる。もちろん、同社のライティング同期制御機能「AuraSync」にも対応。

 X570マザーボードは他社製も含めほとんどが冷却のためファンを搭載している。ASUSでは、3つのソリューションを備える。総数の90%のファンが正常に回転を続けられる時間を示す「L10」が6万時間となるDelta社の「Delta Superflo fan」を採用。

 また、ファンがダクト上になっているため、効率よく冷やすことができ、さらにヒートシンクの大きさも最適化することでより効率よく、かつ抵抗なくチップセットを冷やせるとしている。

チップセット搭載ファンには3つのソリューションを採用し、効率よく冷却を行なう

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