過去のXperiaがけっこう霞む性能
「Xperia 1」
Xperia 1の広角カメラから見ていこう。16mm(約107度、F2.4、約1220万画素)というスペックとなっているほか、設定から「画質優先」と「歪み補正優先」のふたつを選べる。本稿では歪み補正優先を採用した。画質優先時の絵は好みだったのだが、歪みがキツかったため。こだわる場合は、画質優先で撮影し、Lightroomなどのアプリで歪み補正を実行してみるといいかもしれない。
画質優先。露骨に炸裂する歪み
歪み補正優先。画質はやや落ちているが、確認用ディスプレーで見るぶんには許容範囲
紫陽花いっぱいなところ。ほぼパンフォーカスになっており、手前の葉脈もよく解像している。また瞳AFは問題なく動作。P30で同様のカットを掲載しているが、AFは手前の紫陽花にいきがちだった
人を中央からズラしてみたもの。このときも緑に引っぱられて、顔がゾンビカラーになることはなかった。なお画質優先だと人も盛大に歪むので、そのときは中央に配置しよう
貞昌院外観。大きい建物でも楽に撮影できるほか、ディティールも出ている。16mmあたりから正対するのが大変になるが、旅先であればその場のノリで撮るものなので、これくらいで
貞昌院は天蓋が超カッコイイだけでなく、天井もステキである。あれもこれも入れたい。そんなシーンは多いハズ。またミックス光なのだが、無難にまとめている。襖から見える木々の色もチェックだ
お気に入りの欄間。これも間近で見ながら、そのまま撮影できるのは広角カメラならでは。24mmくらいだと入りきらない
16mmは見上げたカットでも便利。ほどよく広がるのでダイナミックな感じになりやすい
接写してみたもの。そこそこ寄ることができるため、小物の撮影にもOK