ドイツの自動車メーカー・ポルシェを日本で正規販売するポルシェジャパンによるファン・カスタマー向けイベントとして「Porsche Sportscar Together Day 2019」が6月15~16日に富士スピードウェイで開催されました。今までは富士スピードウェイ主催の「ワンメイク祭り」のいちコンテンツである「Porsche Experience Day」として開催されていましたが、今年から独立したイベントにパワーアップし富士スピードウェイに帰ってきました。
初日は朝から豪雨。本コースで行なわれるPCCJ(ポルシェカレラカップジャパン)のレースは、スタートからゴールまでセーフティカー先導となってしまい、PCCA(ポルシェカレラカップアジア)は決勝レースが中止となってしまいました。
しかし、2日目は一変して汗ばむ陽気の中で開催され、新世代992型となった911の試乗体験やピットビル裏のパドックエリアでの新旧ポルシェのオーナーズミーティングが行われ終日賑やかでした。
1日目で満足にレースできなかったPCCJ、PCCA、そして今年からスタートしたPSCJ(ポルシェスプリントチャレンジジャパン)のレースも白熱したものとなりました。PSCJは、サーキット専用車両で行なわれる1dayレース。PCCAと同等のポルシェモータースポーツのサポートながら、短いスケジュールで本格的なレースにチャレンジでき、ここからPCCAやそれ以上のステップアップを目指すドライバーも参加しています。
今回のPSCJでは、4月に発表されデリバリーが始まったばかりの最新レーシングカー「718 ケイマン GT4 クラブスポーツ」が2台参戦し注目を集めました。
またポルシェモータースポーツが新たに取り組んだ本格レーシングゲーム「グランツーリスモSPORT」を使った「GT Sport Porsche Esports Racing Japan」のファーストシーズンのオフライン決勝が開催され(バーチャルポルシェ乗りNo.1を決めるeSports大会「Porsche Esports Racing Japan シーズン1」)、幅広い世代でポルシェの魅力を体感できるイベントとなりました。
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