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ラストが変わる!?最新VRアクティビティ「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」体験レポ

2019年06月24日 13時15分更新

 バンダイナムコアミューズメントは、6月29日(土)に大阪・梅田にある「VR ZONE OSAKA」をリニューアル、そして7月12日(金)には池袋にアニメとゲームの世界を楽しむ新施設「MAZARIA(マザリア)」をオープンする。

 そのリニューアルオープンする「VR ZONE OSAKA」と、「MAZARIA」にて稼働する新アクティビティ「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」をいち早く体験する機会を得たので、ご紹介したい。

「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」では、ゾンビに触れられたらゾンビになるという。果たしてその実態とは?

「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」は、ゾンビウイルスの感染被害にあった街から、救助隊のヴァネッサと共に脱出を試みるVRアクティビティ。筐体はすでに稼働している「冒険川下りVR ラピッドリバー」と同じもので、2人ずつ横に並んで座り、最大4人でプレイする。

筐体は最大4人で搭乗。前後左右に揺れ、支柱からは風が送られてきて、臨場感を演出する

 今回は都内某所にて体験を行なったが、「VR ZONE OSAKA」や「MAZARIA」では、体験ブースが各VRアクティビティのイメージにあった仕様になっているという。

「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」のブースイメージ

 また、体験前には遊園地のようにスタッフが各VRアトラクションにあった前振りを行なうとのこと。実際に今回も世界観にあった衣装を着たスタッフによる前振りが行なわれてから搭乗した。

筐体に搭乗する前にスタッフから状況説明が行なわれる

 VRヘッドマウントディスプレー(HMD)は、HTCの「VIVE Pro」を使用。VIVE Proは両眼2880×1600ドットの高解像度で、高音質のヘッドホンが備わっている。

使われていたHMDは、これまでも多くのVRアクティビティで採用されていたHTCの「VIVE Pro」だった

 今回もアスキー編集部でお馴染みのつばさ(怖いモノが苦手)と、ハッチ(怖いモノが平気)で体験。そのリアクションの違いは、以下の動画で確認して欲しい。ゾンビの姿は、とてもリアルなので、怖いモノが苦手だが、見るのは好きっ!という人には持ってこいのVRアクティビティだ。

ゾンビにビビるつばさ(右)と、動じずにゾンビを撃ちまくるハッチ(左)

 HMDを被ると、そこは廃墟と化した街。すでに車に搭乗しており、運転席にはヴァネッサの姿が。頼りは、利き手に持つレーザーポインター付きのハンドガン1本のみ。

 車を走らせるヴァネッサ。まずは地下の駐車場に入ると車のヘッドライトが壊れているので真っ暗闇に。ハンドガンに取り付けられたライトを頼りに、暗闇の中を進む。そんななか、おどろおどろしいゾンビが出現! 360度至るところから迫るゾンビをハンドガンで倒していく。

通路には肉塊と異形の姿が……

 筐体は上下左右だけでなく、車の動きに合わせて左右に回転もするため、走ってゾンビから逃げる車の挙動もリアルに感じられる。視界と身体で感じる動きが近いと、人は酔いを感じづらいので、傍から見ていると酔いそうに見えるが、実際には酔い(個人差にもよるが)は感じない。

 ハンドガンは弾切れを起こすことがないので、リロードをする必要はないが、あまり連射性能は高くないため、しっかりとした射撃精度が求められる。FPSゲームと同じくヘッドショットをすると大きくのけ反り、手早く倒すことができたので、確実にヘッドショットを狙っていきたい。

すぐ傍のフェンスに押し寄せるといったシーンも。とにかく近づけさせないように、撃ちまくるしかない!

 ゾンビに触れられたり、その体液を浴びるとゾンビになってしまうというので、仲間と協力して1体も近づけないようにしたい。迫りくるゾンビ、爆発炎上する建物、そうした映像はVIVE Proの高解像度により、かなり高い実在感のある映像として楽しめる。

疾走する車、爆発する建物などの演出は、さながら映画のワンシーンに迷い込んだかのような迫力だ

 また、本作のラストには、アッと驚く演出が用意されている。それまでに倒したゾンビの数や、プレイヤーの行動によってラストが変わるという。時には“決断”が求められるという、本作のタイトル「ハード・コール」の意味するその演出は、プレイ後に一緒に楽しんだ友人と、どういった行動を取ったかなど、ワイワイ話しをして楽しんで欲しいという。

 一体、どういった演出が待ち構えているのかは、自分の目で確かめてみて欲しい。

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