週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

電池が足りなくなるほど、使い倒したくなる「Galaxy S10」

 今回レビューするスマホは、サムスン電子の最新フラッグシップ「Galaxy S10」です。メーカーから借りたわけではなく、メイン端末として使うために実際に買いました。今年の夏に発売されるハイエンドモデルの中では、もっとも高性能かつ、使いやすそうに感じていたからです。筆者が購入したのはドコモ版で、価格は8万9424円でした。

約6.1型の有機ELディスプレーを搭載する「Galaxy S10」。ドコモ版の一括価格は8万9424円だが、au版は10万2000円

6.1型モデルとは思えない
持ちやすいサイズ感が魅力

 Galaxy S10シリーズは、画面サイズが約6.1型の「Galaxy S10」と、約6.4型の「Galaxy S10+」の2モデルから選べます。解像度はどちらも3040×1440ドットで、仕様の多くは共通しています。差分は、バッテリー容量がGalaxy S10が約3300mAhで、Galaxy S10+が約4000mAh。そして、インカメラがGalaxy S10はシングルレンズだが、Galaxy S10+はダブルレンズということぐらい。筆者は持ちやすさを重視してGalaxy S10を選びましたが、画面の大きさや電池持ちを重視するならGalaxy S10+を選ぶといいでしょう。

画面解像度はQuad HD+(3040×1440ドット)で、画質も良好

 Galaxy S10は、実際に手にすると、6.1型の画面を搭載しているとは思えないほどコンパクトです。ディスプレー左右のベゼルが細く、横幅が約70mmに抑えられていることに加え、エッジに曲面処理が施されているため、厚さ約7.8mmというスペック以上に薄く感じられます。

サイズは約70×150×7.8mmで、重さは約158g。片手で楽につかめるサイズ感

5.7型画面のiPhone XS(右)より、ひと回り小さいが、横幅はiPhone XS(70.9mm)よりも細く、重さもiPhone XS(177g)よりも軽い

 画面上部にノッチ(切り欠き)を設けず、ディスプレーの右上にパンチホールのように切り抜いた小さな穴があり、そこにインカメラが搭載されています。初期設定のロック画面やホーム画面には、その部分が黒っぽい画像が設定されていて、穴が気にならないように工夫されています。画面を点灯すると、インカメラの周りが光るといった、細かい演出も盛り込まれています。

ディスプレーの右上にインカメラを搭載

 カラバリは3色展開ですが、筆者はプリズムホワイトを購入しました。背面パネルは3Dガラスを用いていて光沢が強く、光のあたり方によって表情が変わる仕組み。背面にはトリプルカメラが搭載されています。ドコモとGalaxyのロゴ、FeliCaマークもありますが、白地になじんで目立たないことも気に入っています。

「ナノラミネートフィルム」なるものが使われている美しい背面に、トリプルカメラを搭載

右サイドに電源ボタン

左サイドには音量ボタンと「Bixbyキー」を搭載。初期設定では「Bixbyキー」を押すと「Bixby Home」が表示されるが、よく使うアプリを起動するようにも設定できる

表示する情報をカスタマイズできる「Bixby Home」。ホーム画面を右方向にスワイプしても表示できる

底部にはUSB Type-Cポートとイヤホンジャック

SIMスロットは上部にあり、microSD(最大512GB)も装着できる

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事