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RTX2060搭載で15万円台!コスパの高い15.6型ゲーミングノートPC実機レビュー

2019年06月25日 11時00分更新

高い画質設定でもMMORPGが快適にプレイ可能

 そこで、今度は実ゲームベンチマークとして「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」のベンチマークで計測。

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」ベンチマーク。高品質、フルHD、フルスクリーンで計測

「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」ベンチマーク。最高品質、フルHD、フルスクリーン

 FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONは、高品質、フルHDでも評価は「快適」。一方、「ファイナルファンタジーXIV:漆黒のヴィランズ」は、フルHD、最高品質設定で「非常に快適」と、最高の評価をマーク。

 平均フレームレートは94fps以上、最低フレームレートは40fpsとなっていたので、非常に重いシーンでも30fps以上をキープする快適な性能を有する。

 さらに、ストレージの速度を「CrystalDiskMark」で計測。

SATA接続のSSDとしては、一般的なスコア。もちろん、HDDよりは高速なので、アプリの起動時間などは速いが、250GBという容量は無意識に使っているとすぐにいっぱいになるので注意したい

 搭載SSDは、SATA接続のため妥当な速度。しかし、シーケンシャルリード毎秒560.8MB、シーケンシャルライト毎秒489.5MBと一般的。これでもHDDよりは圧倒的に速いので、ゲームやOS起動で遅いと感じる場面も少ないだろう。

 本機はCPUとGPUのそれぞれにファンが用意されており、ゲームを長時間プレイしても熱くなりすぎない配慮がされている。

底面。上部左右にあるファンから吸気し、背面と両側面から排気する

付属のファンコントロールアプリケーション

 一方、やや騒音が気になるが、ゲーミングノートPCとしては一般的なレベル。アプリでファンのコントロールもできるが、抑え過ぎるとCPUとGPUに負荷がかかるので、ファンは自動か最大で回すことをオススメしたい。

「N1572K-700/T」は、BTOに対応してない製品であるため、ゲームのインストールやプレイ録画を考えなしに行なうと、容量不足に陥るが、この価格帯で考えれば性能は高い。

 動作の重いPCゲームでもフルHDならとても快適、軽めなPCゲームならWQHDでもプレイできるので、デスクトップを置くスペースはないためノートPC、できるだけ価格を抑えて重量級のPCゲームも快適に、と考えているユーザーにオススメ。

 10月には増税もあるため、夏から秋にかけてのPCゲームの新作をできるだけ安く、快適に楽しみたい人は、購入を検討してみてはどうだろう。

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