濃いのにスッキリというバランスがおもしろい
通常のオランジーナも改良したポイントがわかります
さっそく飲んでみると、やはりオレンジの香り、味わいが口の中にグッと広がります。しかし、後味にはグレープフルーツも効いていますし、ぶどうの甘みとレモンの酸味でスッキリ感もあります。果実感の濃さと、さわやかな飲み口を両立しているところがおもしろい。
オレンジピールの苦味もほのかにあり、全体としてはたしかにオレンジの風味が濃いのですが、ぶどうやレモンをたくみにブレンドして、ピールのえぐみをうまく抑えることに成功しています。しっかりフルーティーでありながら、けっしてくどくない。なかなかバランスの取れた飲みごたえです。
なるほど、オランジーナ100のおいしさはわかりました。ではリニューアルしたとうたう、通常のオランジーナはどうでしょう?
こちらは、オレンジを丸かじりしたようなジューシーな果実感と自然なピールの味わいを強化し、果実感をより感じられる厚みのある中味を実現した……とのこと。飲んでみると、ややオレンジの風味が強くなった感があります。甘みも増したでしょうか。果汁12%ながら、オレンジの味や香りが感じられる改良になっていると感じました。
果汁100%をかかげながらオレンジ以外の果汁をブレンドすることで、果実感とスッキリ感の両立をめざしたオランジーナ100。よりオレンジの雰囲気を増した通常のオランジーナ。どちらもメーカーの意気込みが感じられる味わいに仕上がっています。暑くなってくるこれからの時期、ぜひチェックしてみてください。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。
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