映画だって撮れる! エンタメ特化型スマホ
「Xperia 1」が発売開始! 急げ!
2月のMWC19での衝撃的な発表から約4ヵ月。ついに最新最強のXperia「Xperia 1」が今日14日、ドコモ、au、ソフトバンクの3キャリアから発売された。これまでのXperia XZシリーズからは大きく舵をとり、「これまでのXperiaを一新する」という意味を込めてつけられた新たなシリーズ名からもわかるとおり、ソニーグループ全体を挙げての意気込みが伝わってくるようだ。
各キャリアの価格は以下のとおり(すべて一括税込)。
- ドコモ:10万3032円
- au:11万2320円
- ソフトバンク:13万6320円
3キャリアでラインナップされているので選択肢は多いが、なんと最大3万円以上の金額差が生じる。ドコモの夏モデルは全体的に安い傾向になり、かなり頑張っているようだ。もちろん、金額による性能差などはなく、キャリアロゴの配置とプリインストールアプリが違うくらいである。自分の好きに選ぼう。なお、カラバリはauだけが唯一グローバルと同じフルラインナップ(グレー、パープル、ブラック、ホワイト)を用意している。ちなみに、ドコモはパープルとブラックの2色。ソフトバンクはパープル、ブラック、ホワイトの3色。
Xperia 1の最大の特徴といえば21:9の横長(縦長)ディスプレー。このアスペクト比はシネマディスプレーと呼ばれ、映画鑑賞やゲームに最適で、ダイナミックバイブレーションシステムとともに没入感を演出してくれる。特に対戦ゲームでは1画面内の情報量が多ることもあり、有利に戦えるハズ。今後、21:9に対応するゲームは増えていくとのこと。また、ゲーム中の通知などをオフにしたり、配信が可能なら「ゲームエンハンサー」も初採用する。
そして、ようやく! やっと! 待ってました! ついにカメラが3眼に! 背面に並ぶ3つのカメラはすべて1220万画素で、それぞれ標準、望遠、超広角という構成。キレイな背景ボケ写真はもちろんのこと、ソニーのデジタル一眼レフカメラ「α」シリーズのテクノロジー「瞳AF」を世界で初めてスマホに搭載。
さらにシネマプロモードではソニーが誇る映画撮影用カメラ「VENICE」の開発チームが監修し、映画クオリティーの4K HDR撮影が可能になった。以前、iPhoneのみで撮影した映画が話題になったが、これからはXperia 1で撮影したという映画も出てくるだろう。
スペックは6.5型(1644×3840ドット)の4K HDR対応有機ELディスプレー、SoCはSnapdragon 855、メモリー6GB、内蔵ストレージ64GB。本体サイズは約72×167×8.2mm、重さは178g。
指紋センサーはサイドに戻り、シャッターボタンは健在。AIが次に使うアプリを提案してくれる「サイドセンス」やDolby Atmosにハイレゾ、ワンセグ/フルセグ、そして防水防塵に対応する。
この夏、大きな話題のXperia 1。量販店などのタッチ&トライコーナーで見かけたら必ず触るべし! 物欲が止まらなくなるだろう。
「Xperia 1」の主なスペック | |
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メーカー | ソニーモバイルコミュニケーションズ |
ディスプレー | 6.5型有機EL(21:9) |
画面解像度 | 1644×3840ドット |
サイズ | 約72×167×8.2mm |
重量 | 約178g |
CPU | Snapdragon 855 2.8GHz+2.4GHz +1.7GHz(オクタコア) |
メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 64GB |
外部メモリー | microSDXC(最大512GB) |
OS | Android 9 |
FeliCa | ○ |
カメラ画素数 | アウト:約1220万画素(F値1.6) +約1220万(望遠、F値2.4) +約1220万(超広角、F値2.4) /イン:約800万画素 |
ワンセグ/フルセグ | ○/○ |
防水/防塵 | IPX5,8/IP6X |
バッテリー容量 | 3200mAh |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | パープル、ブラック、ホワイト、グレー(auのみ) |
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