6月1日(土)から2日(日)の2日間、京都の「みやこめっせ」にて開催されたインディーズゲームイベント「BitSummit 7 Spirits」。PCからコンシューマーゲーム機で配信されている、数多くのインディーズゲームの試遊が行なえたが、少ないながらもいくつかVRコンテンツのデモが行なわれていた。
VRといえば、最新の一体型VRヘッドマウントディスプレー(HMD)「Oculus Quest」が5月21日に発売されたばかり。Oculusは昨年の5月に2万円台で購入できるお買い得な一体型VRHMD「Oculus Go」を発売し、誰にも邪魔されないVR空間でNetflixなどの動画が楽しめるなどで、一時期大きな話題となった。
このように新型のハードウェアが発売され、再び話題となっているVRだが、本イベントではジェムドロップがSpicy Tailsと共同開発したVRアニメーション「狼と香辛料VR」に注目。本作はシリーズ累計400万部を超える支倉凍砂氏の大人気ライトノベル「狼と香辛料」を原作とした作品。
狼と香辛料VRをいち早く体験できる!
プレイヤーは行商人となり、尻尾と獣耳を持つ狼神の少女「ホロ」と共に、森にある水車小屋で不思議な1日体験をする。ゲームプレイはPC(非VR)、HTC VIVE、Oculus Rift、Oculus Go、PlayStation 4(PlayStation VR対応)、Nintendo Switch(VRゴーグルToy-Con対応予定)にて行なえる。PC(非VR)、HTC VIVE、Oculus Rift、Oculus Go版は米国時間6月3日(月)より、各オンラインストアにて発売が開始される。価格は2570円。一方、PlayStation 4(PlayStation VR対応)、Nintendo Switch(VRゴーグルToy-Con対応予定)は、2019年夏にリリース予定とのこと。
本作ではVRでのアニメーションを楽しむモードのほか、ホロの頭や尻尾を撫でたりギミックを動かすことできる「ふれあいモード」も収録するというが、PC(非VR)、Oculus Go、Nintendo Switch版では一部機能が制限されるという。
BitSummitのジェムドロップブースで本タイトルを体験すると限定オリジナル缶バッジがもらえるようなので、2日に立ち寄った人は体験してみてはいかがだろうか。
©Spicy Tails
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