10nmプロセスの第10世代インテルCoreも登場
コンシューマー向けのプロセッサーとしては、Coreシリーズがついに第10世代に突入。Ice Lakeのコードネームで開発が進められていた世代で、11のSKUが用意されているとのこと。
スペックとしては10nm製造プロセスとなっており、第11世代のインテル製GPUを搭載。「AI処理能力は最大で2.5倍、グラフィック能力も最大2倍」向上しており、Wi-Fi 6にも対応したことで、ワイヤレスでの通信速度もアップしている。
すでに第10世代インテルCore iシリーズを搭載したPCもCOMPUTEX TAIPEIでは発表されており、ステージでもデルの「XPS 13」などが紹介された。さらにステージでは、AI機能を使った写真の処理や、特別なカメラなしで利用できるボディートラッキングを使ったトレーニングなどのデモも行なわれた。
製品ではないが、同社が提唱する「Project Athena」についての詳細も解説。
Project Athenaは、インテルが以前に提唱していた「Centrino」や「Ultrabook」などと同じ取り組み。現在策定されている「Project Athena 1.0」では、パフォーマンスや応答性のほか、1日持続できるバッテリー性能、インスタントアクション、AI性能などが規定されている。
Project Athenaにはすでに100以上の企業が参画しており、2019年のホリデーシーズンから準拠したPCが登場予定。リリースの時期からもわかるとおりProject Athena準拠のモデルは、基本的には第10世代インテルCore iシリーズを搭載したPCということになる。
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