●Shadoworks Studio「Surreal edu」
ARやVRを教育分野に活用しようとしているShadoworks Studioは、ゲーム感覚で問題を解いたり、自分の興味のあることを集中して見ることができるので、好奇心が湧き、勉強にも興味を持つようになるとしている。
すでに20以上のコンテンツが用意されており、子供たちだけでなく先生も勉強できるような内容となっている。また、使いやすいプラットフォーム作りが目標で、サイトへアクセスすると各人ごとにページが用意され、学んだものをアイテム表示したり、レベル表示するなどの工夫をしている。また、フォーラムによって情報交換も可能にする予定だ。
複数のVIVEに対して同時にコントロールできるので、先生は生徒に対して、何を見ているのか把握でき、質問されてもすぐに答えられる。また、学校での勉強だけでなく、災害時の行動を身に着けたり、ドライビング教材などでも活用できるとした。
セッション終了後は、会場でデモを体験することができた。中でも注目は、アイトラッキングとマウストラッキングを備えた「VIVE Pro Eye」(開発機)を使ったバーチャルキャストのデモ。視線や瞬き、口、手の動きを即キャラクターに反映してくれるもので、これまで4つのパターンしかなかったものが、非常にリアルな動きをするようになっている。
また、AMDはPC用コンテンツをWi-Fiを使って「VIVE Focus Plus」でプレイするというデモや、HTC 5G Hubを介した体(実際にはAMDと同様にPC用コンテンツをプレイ)デモも行なわれていた。将来的にはクラウドコンピューティングで5Gを介してプレイできるようになるとしている。
ちょっとシューティングゲームをプレイしてみたが、思ったよりラグは少なく、ゲームによっては十分に遊べるだろう。VR/ARの可能性を広げるこれらの技術に期待したい。
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