インカメラもアウトカメラも同画質
ASUSのハイエンド「ZenFone 6」
ASUSは16日(現地時間)、スペインのバレンシアで最新ハイエンドスマホ「ZenFone 6」(ZS630KL)を発表した。
これまでのZenFoneシリーズのデザインを踏襲しつつ、ディスプレーはノッチレスのフルスクリーン、カメラはリアカメラが180度反転して出てくるフリップカメラを採用しているのが最大の特徴だ。
ZenFone 6のスペックは6.4型ディスプレー(1080×2340ドット)、アスペクト比19.5:9、画面占有率は92%。SoCはSnapdragon 855(オクタコア)、メモリー8GB、内蔵ストレージ256GBの性能怪獣。バッテリーは5000mAhと大容量。OSはAndroid 9が搭載されているが、将来的にAndroid 10(Q)へのアップデートが約束されているとのこと。
フリップカメラは2眼でセンサーはソニー製のIMX586を採用している。向かって右側が4800万画素でF値は1.79、角度は79度。左側は1300万画素で125度の超広角となっている。カメラ機能としては撮影状況に応じて設定を自動的に変えてくれるAIが搭載されており、16のシーンに対応。0.03秒でピントを合わせるレーザーオートフォーカスを採用する。
注目のフリップカメラはインカメラモードにすると自動的にこちらを向く。その機構はギアボックスやモーターが使われており、非常に複雑だが、動作は素早くまったく不満がない。体感的には通常のインカメラと変わらないくらいだった。このフリップカメラを利用した機能に、被写体を追尾する「モーショントラッキング」、持ってるだけで180度のパノラマ撮影ができる「パノラマモード」があり、どちらもカメラが自動的に動いて写真や動画を撮ってくれる。
また、加速度センサーを利用して、フリップカメラが立ち上がっているときにスマホを落としてしまっても自動的に格納される機能もある。
のちほど、動画を交えたタッチ&トライレポを公開するので、カメラ機能などはそちらを参考にしてもらいたい。
カラバリはミッドナイトブラックとトワイライトシルバーの2色。日本への導入は現時点では未定だが、前向きに検討しているようだ。
「ZenFone 6」(ZS630KL)の主なスペック | |
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メーカー | ASUS |
ディスプレー | 6.4型(19.5:9) |
画面解像度 | 1080×2340 |
CPU | Snapdragon 855 (オクタコア) |
内蔵メモリー | 8GB |
内蔵ストレージ | 256GB |
OS | Android 9(ZenUI 6) |
無線LAN | IEEE802.11ac(2.4/5GHz対応) |
カメラ | 約4800万画素(広角、F値1.79) +約1300万画素(125度、超広角) |
バッテリー容量 | 5000mAh |
NFC | ○ |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ミッドナイトブラック、トワイライトシルバー |
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