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「GoodBrain シニア」と「GoodBrain ワーク」を始動

ハコスコ、VRを利用した高齢者向けサービスなど開始

2019年05月16日 14時15分更新

 ハコスコは5月15日、健康促進、認知症や精神疾患などの予防をめざす、ブレインヘルス事業を始動すると発表。これまで観光・福祉・教育・不動産など、300社以上で使われてきたハコスコVRプラットフォームを利用するもの。

 シニア向けの「GoodBrain シニア」と、事業者を対象とする「GoodBrain ワーク」の2種類を用意した。GoodBrain シニアがすでに受け付け中で、GoodBrain ワークは2019年の夏に提供予定とのこと。

 GoodBrain シニアは「VRレクリエーション」のプログラムを体系化したもので、すでに介護施設などで利用されているという。VRゴーグルと360度映像を使って、まるでその場を旅行しているかのような体験が可能。記憶の想起や会話のきっかけづくりや、運動を促進できるとのこと。今後、高齢者施設や地方自治体などを通じて全国展開するとした。

 価格は1回3万円〜(交通費・機材レンタルは別途。6人以上で、1人あたり1000円/回)。

 同社は全国展開にあたり、高齢者のICTスキル向上を通じ、一般社団法人アイオーシニアズジャパンと連携。各地でVRレクリエーションを開催できるトレーナーの育成を進めるとしている。

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