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ファーウェイ「HUAWEI nova lite 3」の強みは有無を言わさぬコスパ!

日常使いならサクサク問題なし

 OSはAndroid 9と、ファーウェイ独自のEMUI 9.0.1を搭載する。CPUはHUAWEI Kirin 710。メモリーは3GB、内蔵ストレージは32GB。スマホのパフォーマンスを数値化して評価できる「AnTuTu Benchmark」アプリでベンチマークを計測してみると、「128308」を記録。ミドルハイレンジのスマホに並ぶ数値だ。

最高点は「128308」

 バッテリーは3400mAhで、1日くらいなら充電せずに十分使うことができた。ただし、頻繁にSNSや動画を見たり、ゲームをしたりするのであれば、モバイルバッテリーを持ったほうが安心だろう。「省電力モード」「ウルトラ省電力」といったバッテリー節約機能も備えているので、こちらも活用したい。充電速度は前モデル(HUAWEI nova lite 2)から22%速くなったとのこと。

外出先で充電できないときに役立つ

 セキュリティー面では、指紋認証・顔認証の両方に対応する。防水・防塵には対応しておらず、おサイフケータイ、ワンセグ、NFCも非対応となっている。

持ったときにちょうど人差し指があたる位置に指紋センサーがある

 他にもカメラで物を写し、その商品の購入サイトにアクセスできる「AI Vision」という機能もある。

カメラに映ったものをAIが解析し、検索結果が表示される

 また、スマホの使用時間を確認するには「デジタルバランス」が便利だ。アプリごとの利用時間も把握できる。

アプリの使用を制限する機能もある

【まとめ】コストパフォーマンスに優れたモデル

 HUAWEI nova lite 3の強みは、コストパフォーマンスの高さだ。価格こそエントリーモデル並みだが、スペックはその域ではなく、ミドルハイレンジに匹敵するだろう。6.21型のディスプレーは表示領域も大きく色彩も鮮やかであり、動画視聴などのエンタメ面でも満足できる。カメラはAIによりシーンを選ばずきれいに撮れ、夜景の撮影に若干物足りなさを感じるものの、価格を考えれば十分なスペックだと感じた。

 「高性能エントリーモデル」と呼べそうなnova lite 3。ライトユーザーなら機能や使い勝手にかなり満足できるだろう。何よりコスパを重要視する人は、検討してみてほしい。

ファーウェイ「HUAWEI nova lite 3」の主なスペック
ディスプレー 約6.21型液晶(19.5:9)
画面解像度 2340×1080ドット
サイズ 約155.2×73.4×7.95mm
重量 約160g
CPU HUAWEI Kirin 710
4×2.2GHz+4×1.7GHz(オクタコア)
メモリー 3GB
ストレージ 32GB
外部ストレージ microSDXC(512GB)
OS Android 9(+EMUI 9.0.1)
対応バンド LTE:1/2/3/8/17/18/19/41
W-CDMA:1/2/5/6/8/19
4バンドGSM
DSDS ○(DSDV)
無線LAN IEEE802.11 b/g/n(2.4GHz)
カメラ画素数 アウトカメラ:約1300万画素(F値1.8)
+約200万画素
/インカメラ:約1600万画素
バッテリー容量 3400mAh
生体認証 ○(指紋、顔)
SIM nanoSIM×2
USB端子 microUSB
カラバリ オーロラブルー、コーラルレッド、ミッドナイトブラック

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