大したことじゃないけれど、知っているとちょっと嬉しい「即席麺小ネタ」を紹介。大型連休に即席麺を食べる人も、そうではない人も、話の種にご覧くださいな。
1958年に登場した日清食品の「チキンラーメン」は、世界初のインスタントラーメンとして知られています。チキンラーメンというと「ひよこちゃん」のキャラクターがおなじみですが、発売当初ひよこちゃんはいませんでした。その代わりではありませんが、パッケージには中身が見える透明な「のぞき窓」がついていたそうです。
――発売当時は誰もインスタントラーメンがどういうものか知りませんでした。そこで、パッケージには中が見えるように大きな卵型の「のぞき窓」をつけていました。その後、チキンラーメンの認知が進むにつれ、徐々にこの窓は小さくなり、1983年には完全に窓がなくなりました。おなじみの「ひよこちゃん」がパッケージに登場したのは1991年です。なお、その前までは1965年に登場した「ちびっこ」がチキンラーメンのキャラクターでした。(日清食品 広報)
世界初のインスタントラーメンだったため、当然、多くの人はインスタントラーメンを知りません。そこで、中身が見えるパッケージで安心感を持たせたというのは、よく考えられています。なお、今でこそおなじみのひよこちゃんは平成生まれでした。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります