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持ち運び&プレゼンにうれしい2160×1440ドットで硬度9Hの高視野角ディスプレー

6万円台で資料作成もプレゼンも、2in1タブレットでデキるビジネスマンに

2019年04月30日 11時00分更新

文● 林祐樹(@necamax) 編集●八尋/ASCII
提供: マウスコンピューター

Officeソフトでの資料制作はサクサクできる性能

 MousePro-P120Bの主なスペックは、CPUがCeleron N4100(1.1GHz、4コア/4スレッド)、メモリーは4GB、ストレージは64GB(eMMC)という構成だ。スペックとしてはエントリーモデルとなるが、オンラインベースでの処理が多い場合や、オフィスアプリケーション中心であれば、ストレージ性能が高めであるため、応答性は良好。それでも業務に支障をきたすレスポンスである場合は、据え置きで使用するようなハイエンドノートパソコンやデスクトップと併用するといい。

PCMark 8 Homeプリセットのスコア。軽い作業ならば問題のない値だ

ストレージ性能は読み込み性能が高めで、応答性の良さに直結している

 バッテリー駆動時間はカタログスペックで約8.3時間。作業しながらの場合は6時間ほどが目安。オフィスでの作業中心であれば心配不要だが、外回りが多い場合は、作業状況によってはバッテリーが心配になるだろう。この点はモバイルバッテリーで解決可能であるため、スマホの充電用と兼ねるものを用意しておくといい。

 ストレージ容量は、すでに記したように64GBである。OSが使用する分を除くと約40GBだ。文章や表計算のデータ中心であれば、ローカルとオンラインストレージでまったく問題ないが、写真や動画の多いプレゼン資料を複数持ち出す場合は容量がきつくなる可能性がある。これはmicroSDカードを利用することで回避可能だ。スマホの普及により、microSDカードの価格はこなれてきているので、32GB~64GBあたりを検討してみよう。

初回起動時のストレージ容量

 すべてを1つのパソコン内で完結する時代ではなくなり、ブラウザから様々なサービスにアクセスし、データ処理の一部もサーバー側で行ない、データもオンラインストレージといった今日この頃である。そういった点からすると、書類や表の作成程度であれば、MousePro-P120Bはちょうどいい構成といえるだろう。また安価ながらキーボードやディスプレーに妥協がないのもポイントといえる。そろそろWindows 7からWindows 10にと考えているのであれば、MousePro-P120Bを候補に加えてみてほしい。なお、Windows 7のサポート終了は2020年1月14日だ。

試用機の主なスペック
機種名 MousePro P120B
CPU Celeron N4100
グラフィックス インテル UHD グラフィックス 600
メモリー 4GB
ストレージ 64GB eMMC
ディスプレー 12型(2160×1440ドット)
内蔵ドライブ
通信規格 無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0
インターフェース USB 3.0(Type-C)端子、ヘッドフォン/マイクコンボジャック、microSDカードスロット
内蔵カメラ 500万画素ウェブカメラ(デュアルアレイマイク)
サイズ/重量(タブレット単体) およそ幅285×奥行206×高さ9mm/約763g
サイズ/重量(キーボードカバー含む) およそ幅286×奥行214×高さ21mm/約1.245kg
標準保障 1年間無償ピックアップ保障・24時間×365日電話サポート
OS Windows 10 Pro(64bit)
価格(税別) 6万1800円(Office Personal 2016バンドルモデルは7万9800円)

(提供:マウスコンピューター)

マウスコンピューター/G-Tune
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