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新社会人「君がいて助かった、ありがとう」でやる気が出るのは43.0%

2019年04月18日 20時00分更新

 ソニー生命保険は4月18日、「社会人1年目と2年目の意識調査」の結果を発表した。調査期間は3月15日~3月22日で、調査方法はインターネットリサーチ。調査対象は社会人1年目の500名および、社会人2年目で20~29歳の500名。

良い会社(職場)は「職場の人間関係が良い」が57.0%

 「良い会社(職場)」と感じるのは、どのような場所か聞くと、「職場の人間関係が良い」は57.0%、「福利厚生が充実している」は53.4%、「給与が高い」は46.3%。人間関係や福利厚生など、働く環境の良さを評価の基準にしている人が多いとわかった。

社会人2年生は「すでに辞めたい」が27.4%

 最初に就職する(した)会社で、どのくらい働いていたいか聞くと、社会人1年生は「定年まで働きたい」が27.2%でもっとも高かった。一方で、社会人2年生は「すでに辞めたい」が27.4%で最多だった。社会人2年生は、1年間働いた結果、同じ職場で働き続けたいという気持ちが薄れる人が少なくないとのこと。

 社会人2年生に、その前にイメージしていた生活と、実際の社会人1年目の生活のギャップで驚いたことを聞くと、「忙しい(仕事量が多い)」は38.4%、「覚えることが多い(業務範囲が広い)」は35.0%、「金銭的に余裕がない(社会人生活にお金がかかる)」は30.0%。業務負担の大きさが予想外だったという人が多いとわかった。

やる気が出る台詞「君がいて助かった、ありがとう」は43.0%

 仕事で失敗などをして落ち込んでいるときに、先輩社会人に言われたら、やる気に火がつく言葉を聞くと、「君がいて助かった、ありがとう」は43.0%、「本当によく頑張った」は30.7%、「何でも相談してね」は25.8%。自分の働きぶりを認めてもらえると、モチベーションが大きくアップする人が多いと判明した。

 やる気が奪われる言葉を聞くと、「この仕事向いてないんじゃない?」は31.0%、「やる気ある?」は25.5%、「ゆとり世代だなぁ」は23.7%。適性を否定されたり、意欲を認めてもらえなかったりなどで、モチベーションが下がる人が多いとわかった。

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