シンカーは4月17日から、AIコンサルタント「CACICA(カシカ)β版」を提供開始した。AIがアクセスログを分析し、ウェブサイトの改善点を発見できる。ツール費は無料。
最近AIを活用したさまざまなマーケティングテクノロジーツールがリリースされているが、導入しても「施策まで繋げられない」や「ほとんど使われずに費用のみ発生している」など、実際のマーケティング成果に繋げられていない状況が多く見受けられるという。同社は、AIとマーケティング領域のこのような課題に対応するために、本サービスを提供開始したとのこと。
本サービスはタグ設置のみで、アクセスログに機械学習を組みあわせ、ウェブサイト上の行動に共通した特徴を持つ、複数の顧客クラスターに自動分類できる。各顧客クラスター別の代表的なサイト内カスタマージャーニーも、1本の線として可視化可能。CVユーザーとCVなしユーザーを比較し、ウェブサイト上の課題となるコンテンツも自動で可視化できる。発見したコンテンツを見直すことで、UI/UXの改善に活用可能としている。
今後は、ヒートマップ機能の追加、クロスデバイス機能の追加、位置情報を利用した分析機能の追加、アプリ計測機能の追加、他社CDPとの連携の機能拡張を予定しているとする。
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