インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月10日、千葉県白井市に新たにデータセンター「白井データセンターキャンパス(白井DCC)」が完成したと発表した。5月1日より稼働開始する。
需要に応じて柔軟かつ安価に設備を構築できるシステムモジュール型工法を取り入れており、運用コスト削減と運用効率の最大化を実現する最新のデータセンターという。外気冷却などの省エネ型設備を採用し、「環境省平成30年度業務用施設等におけるネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)化・省CO2促進事業(次世代省CO2 型データセンター確立・普及促進事業)」に採択。また、IT人材不足や働き方改革に対応するために、ロボットによるデータセンター運用の無人化・自動化に取り組んでいるという。
敷地面積はおよそ4万平方メートル、最大延床面積はおよそ8万平方メートル。6000ラックを収容する。IIJでは5GやIoT、AIによりデジタルデータは今後爆発的に増大しクラウドサービスの需要拡大が見込まれるとしている。白井DCCは同社のサービスの集約拠点として活用するほか、エンタープライズ、データセンター事業者向けにもサービス提供する予定。
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