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ドコモのお手頃機「Galaxy Feel2」のカメラはハイエンド並みの性能

カメラは想像以上の高性能

 メインカメラは約1600万画素、F値は1.7。おまかせできれいに撮れる「自動」のほか、「美肌モード」や「夜景」、「食事」など複数のモードを選択できる。

メインカメラ時のUI

 今回使っていて、前モデルとの差を一番感じたのがカメラ機能だった。仕上がりは以下の作例を参考にしてほしい。

晴天の日に「自動」で撮影

「自動」で撮影。シングルレンズだが、なかなか良いボケ具合

こちらも自然にボケている

「食事」モードは、周りにぼんやりとわずかなボケがかかる

 いろいろ試してみたが、明るい場所であれば総じてきれいに撮れた。空の青や草木の緑も鮮やかに表現できているし、ご飯も美味しそうに撮れる。個人的には、自然なぼけ効果に驚いた。「接写」や「背景ぼかし」のようなモードではないため、ぼけ具合を調節することはできないが、「自動」でもきちんと背景がぼけるのは好印象だ。

 夜など暗い場所では、光が明るくなりすぎてしまうことが多く、手ブレもしやすいためきれいに撮るのは難しかった。

光が飛んでしまい、シャープさに欠ける

 インカメラは約1600万画素と、メインカメラと同じ数値。F値は1.9。インカメラに切り替えると「自分撮り」モードになり、自動で補正がかかるようになっている。広角に自撮りできる「ワイド自分撮り」や背景をぼかせる「自分撮りフォーカス」、「夜景」などが選べる。

「自分撮り」では自動で補正がかかる。項目をタップして調節可能

「自分撮りフォーカス」モード。ぼけ具合の調節はできない

 メインカメラと同じで画質も良く、きれいに撮れる。背景のぼかしも、耳のあたりまでぼけてしまうことがあったが、おおむね自然な仕上がりだった。補正効果と背景のぼかしが両立できるのもうれしいところ。前モデルを使っている筆者からすれば、カメラの性能ははかなり上がっていると感じた。

 他にも、手のひらをかざしてシャッターが切れたり、シャッターボタンを自由に移動させたりできる。複数人で自撮りするときや、片手で撮るのが難しいときに活用したい機能だ。

手のひらを認識して一定時間が経過するとシャッターが切られる

「フローティングボタン」機能。画面内どこにでも動かせる

 また、前モデルにはなかった機能も搭載された。「Bixby Vision」は被写体を検出し、類似画像の検索やテキストの翻訳などができる、Googleレンズに似た機能。「AR Emoji」は、人物を撮影して表情豊かな絵文字を作成できる。

利用するにはGalaxyアカウントが必要

人物を撮影して絵文字を作成できる

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