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ドコモのお手頃機「Galaxy Feel2」のカメラはハイエンド並みの性能

 今回レビューするのは「Galaxy Feel2」(サムスン電子製)。Galaxy Feelの後継機だが、ディスプレーサイズが大きくなったほか、CPUの処理速度も上がるなど、ミドルクラスでありながら高性能だった前モデルのコンセプトを引き継いでいる。

 カラーバリエーションはフロストホワイト、オパールブラック、オーロラピンクの3色。ドコモのみが取り扱っており、2018年11月9日から販売している。価格は4万2120円(税抜)で、月々の料金から1500円が割り引かれるプラン「docomo with」の対象機種だ。

 Galaxy Feel2を1週間ほど試用したので、その使い勝手などをチェックしていく。

縦に大きくなり、スリムなボディーに

 まずは本体から。コンパクトさが売りだった「Galaxy Feel」から、ディスプレーの拡大にともないボディーもひと回り縦に大きくなった。

縦149×横70×厚さ8.4(mm)、重量は168g

メタル&ガラス素材を使用

 前モデルから縦に伸びたため、ガラス素材のクリアな見た目と合わさって、非常にスリムな印象だ。横幅はさほど変わっておらず、持ちにくさは感じなかった。側面の金属フレームのグリップ感も悪くない。親指を伸ばせば画面上端に届くが、落下の不安もあったので両手で操作するのが安心だろう。

本体上部にSIMカードスロット

左側に音量ボタン

右側に電源ボタンとスピーカー

下部にUSB Type-Cポート、イヤホンジャック

 ディスプレーは有機EL(SUPER AMOLED)を採用し、サイズは約5.6型、画面比率は18.5:9。コンパクトさが売りの前モデル(約4.7型)と比較すると、表示領域に差があることがわかる。

右は筆者私物のGalaxy Feel。サイズは縦138×横67×厚さ8.3(mm)

 解像度は720×1480ドットのHD+。画面は見やすいが、同程度のサイズのスマホとしては色彩の表現力がやや物足りない印象。有機ELは鮮やかなコントラストが特徴だが、Galaxy Feel2は黒色を深く表現できていないように感じた。

同じdocomo with 対象機種である「AQUOS sense2」(上)を並べてみた。Galaxy Feel2のディスプレーが若干明るくわかりづらいが、AQUOS sense2のほうがコントラストに優れていると感じた

 もちろん、スマホ選びにおいて映画やドラマなどエンタメを楽しむことを重要視していない人であれば、不満なく使えるだろう。

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