充実したインターフェイスを搭載
本製品は、視野角の広いIPS方式のフルHD液晶ディスプレーを搭載しており、斜めから見ても色や輝度の変化はきわめて少ない。メーカーによると色域はsRGB比100%、NTSC比72%となっており、ノートのディスプレーとしてはかなり高品位。実際にsRGBで作成した画像で確認してみたが、あざやかな色がくすんだりすることもなくソースに忠実に再現された。
キーボードはキーピッチが約18.7mm、キーストロークが約1.5mmとなっている。この手の薄型ノートとしてはストロークが確保されている方でクリック感もしっかりあるため、見た目から想像した以上にタッチタイプしやすく感じた。タッチパッドはクリックボタン一体型で、物理的なボタンがない分操作エリアが広く、スワイプやピンチイン/アウトなどのジェスチャーが操作しやすかった。
最近の薄型ノートとしてはインターフェイスも充実している方で、本体左側面にUSB3.1 Gen1×2とセキュリティロックケーブル用スロットが搭載されている。また本体右側面には、SDカードスロット、ヘッドフォン出力/マイク入力コンボポート、指紋認証センサー、USB Type-C 3.1 Gen1、HDMI出力端子、電源コネクターを装備。このほか液晶ディスプレー上部には約92万画素のWebカメラとデュアルマイクも内蔵されている。
まだまだ周辺機器をつないで使用する機会は少なくないので、標準サイズのHDMIやUSB端子を搭載しているのはかなりありがたい。また、指紋認証センサーが標準装備されているのも評価できるポイントだ。
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