訳すと「狂気の沙汰」だって
「Truc de Fou」
「Truc de Fou」もフランス生まれのエナドリ。バスク地方の小都市、ビダールのメーカー。何といっても名前がすごい。Truc de Fouとは「狂気の沙汰」という意味です。
英語だと「It's crazy」ぐらいのニュアンスでしょうか。若い人たちの間ではTruc de “ouf”なんてつづったりするそうです。「ヤバい」を「バイヤー」って言うようなニュアンスだと思います。日本語にすると業界用語っぽいですけど。
末岡「これは名前負けかな? ヤバそうなネーミングだったけど、飲んでみるとなんてことはない、エナジードリンクにありがちな味。レッドブルの安価版という位置づけなのかな。驚きはないね!」
小嶋「うーん。これといって評価が思いつかないぐらい、普通のエナドリですね。これもフランスでは1リットルのボトルで売っているそうで、ヨーロッパはすごい売り方をしますね。……と、話が横道にそれてしまうぐらい、オーソドックスなものです」
「Truc de Fou」の評価は……
ケミカル感:★★★☆☆
フレーバー:★☆☆☆☆
総合的評価:★★☆☆☆
おまけ:栄養ドリンクの棚にあったので買った
「CACOLAC」
最後は、末岡さんがエナジードリンクの棚から見つけてきた「CACOLAC」。フランスはボルドー生まれのミルクココア飲料。「ネスレ・ミロ」みたいな位置づけの飲料かもしれません。外見も味も、そのようなものだと思っていただければ……。
末岡「アイスココアだね。『ミロ』みたいな味と言ってもいいかもしれない。もちろんエナジードリンクじゃないから評価はできないけど、ちゃんとココアとしておいしいよ。嫌いな人はあまりいないんじゃない?」
小嶋「フランスではカフェでも『CACOLAC』を置いているところがあるそうですよ。安心して飲めるミルクココア的な飲料です。当たり前ですが、普通に飲めます。フランス旅行の際は覚えておくと、困ったときにとりあえず注文できるかもしれません」
「CACOLAC」の評価は……
ケミカル感:※エナドリではないので評価不可能
フレーバー:〃
総合的評価:〃
結論:フランスのエナドリは個性的なものが多かった
日本ではレアなフレーバーものがイチオシだ!
フランスの個性的なエナドリの中でも、末岡さんが気に入ったのはCRAZY TIGER Mojito。「フランスで売られているエナジードリンクは、CRAZY TIGERをはじめ、どれも酸味が強めという印象を受けたな。エナドリ好きな自分だけど、あえてベストにしたいのがCRAZY TIGER Mojito! モヒートの味の再現度が高くていいね。カフェインやビタミンなども入っているのでエナドリ要素もあるし、レベルが高い!」
一方、モーダル小嶋のオススメは、Monster Energy Punch。「フルーツパンチ的なフレーバーが、日本ではあまりないので、惹かれましたね。自然な甘さではないんですが、エナドリとしてはアリじゃないかな? 海外ではモンスターエナジーシリーズはほんとうに多種多様なフレーバーがあるので、日本でも発売してほしいという期待を込めて!」
アスキー編集部では、これからも海外出張のたびに現地のエナドリをチェックしていきたいと思います。読者のみなさま、「こんなドリンクもあるよ!」という情報があったら、ぜひ教えてください!
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。
人気の記事:
「松屋『ごろごろ煮込みチキンカレー』との長いお別れ」「名門ECMついにストリーミングに! 必聴アルバム25選」「デザインも機能もさりげない ハイブリッドスマートウォッチに惚れた」
アスキーでは楽しいグルメ情報を配信しています。新発売のグルメネタ、オトクなキャンペーン、食いしんぼ記者の食レポなどなど。コチラのページにグルメ記事がまとまっています。ぜひ見てくださいね!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります