ファストフードチェーンのバーガーキングが、AR(拡張現実)を使ったキャンペーンを実施している。競合のバーガーショップの広告をARで燃やし、ハンバーガーの無料クーポンを手に入れるというもの。
「Burn That Ad(広告を燃やせ)」と名付けられたこのキャンペーンは、ブラジルのユーザー向けに展開されている。ユーザーはバーガーキングのモバイルアプリを起動し、競合バーガーショップの広告に向けた画面をタップ。すると、広告が炎を上げて燃えるARが現れる。広告はチラシだけでなく、看板やクーポン券なども対象となっている。
ライバル店から消費者を奪うような広告は、主に若いユーザーをターゲットに米国などで展開されている。バーガーキングは、自社のモバイルアプリユーザーを増やそうともしており、ARでユーザーを引きつける今回のキャンペーンに至ったと考えられる。ARを使ったプロモーションや商品を試すことができる機能は、ファッション、インテリアなどさまざまな分野で活用されている。
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