バンダイナムコエンターテインメント「ONE PIECE WORLD SEEKER」
週刊少年ジャンプに連載中の国民的マンガ「ONE PIECE」の世界を冒険できるフリーフィールドアクションアドベンチャーゲーム。プレーヤーは主人公のモンキー・D・ルフィとなり、謎の島で起こる抗争に巻き込まれ、麦わらの一味と協力しながら、島に隠された秘密に迫るオリジナルストーリーだ。
使用したバージョンは1.01で、ゲーム容量は14.32GBと小さめだが、オープンワールドなので最初の読み込み時間は長め。このロード時間がどこまで改善できるのか期待したい。起動時間は起動してからオープニングムービーが始まるまで。ゲームロード時間はゲームが開始されるまでの時間を計測。
860 QVOは起動時間で13秒、ゲームロード時間はなんと33秒も短縮している。期待以上の高速化だ。プレイ開始までに30秒以上も短縮されるとなると、一度SSDでプレイしたらもう戻れないぐらいの感覚である。なお、T5も同等の結果。
ユービーアイソフト「THE DIVISION2」
前作から7ヵ月後のワシントンDCを舞台に、人類の救済と復興のために立ち上がる「ディビジョン」エージェント達の活躍を描くアクションRPG。とにかく映像が秀逸で、そのクオリティーの高さだけでも惹き込まれてしまう。やはりオープンワールドなため、最初の読み込み時間がポイントになる。
使用したバージョンは1.03で、容量はなんと89.94GBとかなり大きめ。起動時間はメイン画面が表示されるまで、ゲームロード時間は続きを選択したあと、ゲームが開始されるまでだ。なお、ゲーム開始時に再度ロード時間が発生することがあり、今回はその時間を含めたものになっている。
サーバーへの接続が発生するため通信環境にも左右されるが、それを差っ引いたとしても標準の内蔵HDDとSSDとの差は歴然。860 QVOと内蔵HDDの差は起動時間で23秒、ゲームロード時間で50秒。もはやSSDじゃなきゃストレスたまりまくりなレベルである。このゲームをプレイするなら、SSDに換装あるいは外付けSSDにすることを強くオススメする。
まとめ:最新PS4タイトルでもSSD化の効果は抜群
以上4本の最新タイトルで検証してみたが、どの作品も時間短縮効果は絶大だ。特にSSDでは外付けでも内蔵でも速度差がほとんどないことは驚きだ。なお、今回T5のテストは860 QVOに換装した状態で計測したが、後日標準内蔵HDDに戻しても結果に違いはなかった。ゆえに、多少GB単価は上がるが外付けSSDで運用するのが最も手間なく高速化できる手段に思える。
もちろん、内蔵HDDをSSDへ換装すればOS自体の読み込みも速くなるというメリットもある。内蔵ストレージをSSDに換装した上で、外付けSSDも導入という流れが理想的ではある。
今回のテストで最も痛感したのは、PS4 Pro標準の内蔵HDDを使っていると1年間でどれほど無駄な時間を過すことになるのか、である。考えただけでも恐ろしい……。快適なPS4ライフを過ごしたいゲーマーには、大容量SSDを導入して容量と速度の問題を一気に解決してほしい。
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