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実に30ヵ月連続で売上首位

人気No.1の実力派、マランツの一体型コンポが最新版「M-CR612」に進化

2019年03月25日 10時00分更新

 マランツは、幅280mmの一体型ハイコンポの新製品「M-CR612」を4月下旬に発売する。価格は7万5600円。

 カテゴリー的には“CDレシーバー”と呼ばれるもので、CD再生用のドライブ、デジタルアンプ(D級アンプ)、AM/FMチューナー(ワイドFM対応)を内蔵したオールインワン仕様。さらに有線LAN、Wi-Fi、Bluetooth通信機能を備え、LAN内のNASに保存したハイレゾ音源や、インターネットのストリーミング配信サイトを利用できる。非常に多彩なソースに対応できるネットワークプレーヤーでもあるのだ。

シルバーゴールド

ブラック

背面

 M-CRシリーズは、2008年の「M-CR502」以来、約10年の歴史を持つ。第5世代となり機能はさらに強化された。M-CR612では、デノン・マランツグループで開発を続けている、ネットワーク再生用モジュール「HEOS」を新たに採用。5GHz帯のWi-Fi接続に対応したほか、ほぼ3年半前に発売した「M-CR611」よりも対応ソースが増えている。

ネットワーク部

 具体的には、従来「Spotify」のみだったストリーミングサービスが、「Amazon Music」「AWA」も利用可能になった。また、前面にあるUSB端子(iPodデジタル接続用)を省略する一方で、iPhoneで再生中の音をWi-Fiで飛ばせる「AirPlay 2」に対応した。LAN内のメディアサーバー(NAS)や外付けのUSB HDDに保存したハイレゾファイルの再生も可能で、DSDの場合、最大5.6MHz(PCMに変換しての再生)、PCMの場合、最大192kHz/24bitに対応している。HDD読み出しの速度や、ネットワーク接続の安定性なども改善した。

 新機軸としては、音声操作機能がある。同じWi-Fiネットワーク内に置いた、EchoなどAlexa対応のスマートスピーカーに話しかけることで、Amazon MusicやTune Inの楽曲を呼び出せる。

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