LINEは、7型ディスプレーを搭載したAIアシスタント「Clovva Desk」を3月19日より同社の公式サイトで販売開始する。価格は2万7540円（税込）。
Clova Deskは、同社のAIアシスタント「Clova」を搭載したスマートディスプレー。従来のClovaシリーズのラインアップであるスマートスピーカーと違い、音声だけでなく画面出力によるレスポンスが可能になっているのが特徴。
3月12日に行われたメディア向けの先行体験会では、同社のClova企画室スマートプロダクトチームマネージャーの中村浩樹氏から、同製品の利活用シーンのデモンストレーションなどが行われた。
Clova企画室スマートプロダクトチームマネージャー 中村浩樹氏
中村氏の説明によると、Clova Deskの製品ポジションは「ホームサイネージ＋コミュニケーション」にあるといい、メインターゲットはファミリー層になる。ホーム画面での天気や気温などの基本情報の提供に加え、無線LANや赤外線通信による家電コントロールにより、家庭内の情報ハブ・サイネージとして、またLINEによるメッセージの送受信に加え、画面上部に搭載されたカメラによりLINEビデオ通話による互いの顔を見ながらの通話が可能になるなど、コミュニケーションプラットフォームとしての役割を期待している。
そのほか、スマートスピーカーとの違いとして、レシピサイト「クックパッド」とのコラボレーションにより、画面を確認しながらのレシピ表示を音声操作だけで行えたり、動画配信サービスの「Abema TV」の視聴が可能、LINE MUSICを利用した音楽再生ではジャケット写真や曲情報を文字で表示するなど、ディスプレー搭載機ならではの利用法にも言及。
初回購入特典として、クックパッドのプレミアム会員クーポン３ヵ月分が付属
動画視聴は、AbemaTVのほか、動画ブラウザーによるYoutubeの視聴も可能
また、従来のClovaシリーズから、環境音下での音声認識率が最大20％向上、音声認識から反応速度も20％向上させるなど、ベース部分での強化も図られている。
音声操作によりテレビが一瞬で点くデモ
本体サイズは181.0×104.5×173.0mm、重量は915g。本体カラーは、ブラックとホワイトの2色が用意されている。
フレームが黒いブラックモデル。画面上部にカメラがあり、上部両端と背面に赤外線送信機がある。画面下部はスピーカーになっている
| Clova Deskの主な仕様 | |
|---|---|
| 製品名 | Clova Desk |
| サイズ | 181.0×104.5×173.0mm |
| 重量 | 915g |
| メモリー | 2GB（RAM）＋16GB（ROM） |
| Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n/acb/g/n/ac |
| Bluetooth | Bluetooth 4.2 |
| バッテリー | 3000mAh/3.7V |
| カメラ | 5メガピクセル |
| 画面 | 7インチ（1024×600ドット）タッチ液晶 |
| スピーカー | 20W フルレンジ×２ |
| IR（赤外線） | 送受信機×１、送信機×２ |
| 電源 | ９V/３A DC |
| 対応OS | Android 4.4以上/iOS 10以上 |
| 対応言語 | 日本語 |
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