スマホアプリでさらに細かい設定が可能
本体のみでも使えるメモリー内蔵型
スマホ専用アプリ「Headphones Connect」をXperiaにインストールすると、さらに細かい設定ができます。アプリでは、「アンビエントサウンド(外音取り込み)モード」として、音楽を聴きながらも周囲の音を取り込んですべてが聞こえる「ノーマルモード」と、騒音は低減しつつ人の声だけは取り込む「ボイスモード」の使い分けや、「イコライザー」「音質モード(音質優先モード/接続優先モード)」の切り替えといったこともできます。
あらかじめアンビエントサウンドモードと好みのイコライザーを設定をしておくことで、本体左側のボタンを2回押しして、瞬時にその設定に切り替える(クイックサウンドセッティング)といった使い方もできます。
本体は4GBのメモリーを内蔵。XperiaとBluetooth接続して使う以外にも、ヘッドホン単独で音楽再生ができるので、スポーツ中で音楽プレーヤーが邪魔になる場合などでも完全にフリースタイルで音楽を楽しめます。
内蔵メモリーの音楽を再生中でも、「Sony | Music Center」アプリを開いてメモリーに転送している楽曲一覧をBluetooth接続したスマートフォンから確認したり、選曲するといったハイブリッドな使い方もできます。
耳にピッタリフィットする安心感と、音途切れや遅延というストレスのない安定感が非常に心地よいWF-SP900。Xperiaに入った音楽を聴いたり、ストリーミング再生でワイヤレス動画視聴するといったいつもの使い方に加えて、手に物を持てない状態でも内蔵メモリーに入れた音楽が聴けるといった使い方のバリエーションが加わり、なかなかに重宝します。
ここまで機能満載ながら、ノイズキャンセリング機能だけがないことが惜しいところですが、これもまた使い方次第といったところ、自由を手に入れられる左右独立型のヘッドフォンとして、とてもオススメの1台です。
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