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WSJが報道:

アップル2020年から全iPhone有機EL化か

2019年01月24日 06時00分更新

 アップルは2020年には全てのiPhoneのディスプレーを有機ELに完全移行する。米メディアWSJが1月22日に報じた。

 WSJはiPhoneの生産計画に詳しい関係者からの話として、2020年に発売するiPhoneでは液晶ディスプレーが採用されない可能性が高いと紹介している。

iPhone XS後継機種はどうなる?

 iPhone XRの販売が想定よりも少ないと伝えられている今、来年からすべてのiPhoneを有機EL化というのはありえそうな話だ。

 だが、その場合に困ることになるのがiPhone XS後継機種の立ち位置だろう。

 アップルは現在、フラッグシップモデルである「XS」、より画面の大きな「XS Max」、廉価モデルの「XR」という3ラインナップでiPhoneを展開している。

 iPhone XRの後継機種が有機EL化すると、ほぼ中身が同じiPhone XSの後継機種はウリがなくなってしまう。

 2019年のiPhoneからは「XR」もデュアルレンズカメラ化するとのうわさもあり、これまでどおりの3機種展開を続ける場合、アップルはその差別化に苦労しそうだ。

 個人的には以前の2ラインナップに戻し、「XR」の代わりとしてiPhone SE2を投入して欲しいところだが……。


筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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