再びZ4へ! そして念願の王座獲得!
2011年
2011年は初音ミクGTプロジェクトにとって、最大の転機となった。参戦マシンは日本でまだどこのチームも導入していなかったBMW Z4 GT3になり、エントラントにStudieがカムバック。ドライバーには名手・谷口信輝、スポーティングディレクターに元F1ドライバーの片山右京、スペシャルサポーターにF1ドライバー(当時)の小林可夢偉を招聘し、メンテナンスファクトリーはSUPER GTで長年の実績があるRSファインが担当することになった。そして、ついに海外戦も含めフル参戦になったのもこの年から。
今でこそGT3規格のマシンだらけだが、当時は参加台数も少なく、性能調整でどれだけ重りを乗せてもどこ吹く風だった(さすがに後半は影響が出てきたが)。
そのおかげもあって、シーズンを通して全戦でポイントを獲得し、3回のポールポジション&優勝、さらにシーズン後のエキシビジョンレースでも2勝して、年間5勝という記録を打ち立てた。もちろんこの年はチャンピオンに輝き、周りの認識はイロモノチームから強豪チームへと変わっていく。谷口選手はGT参戦10年目にしてようやく手にしたチャンピオンだった。
なお、この年は東日本大震災の影響で第1戦と第2戦のスケジュールが入れ替わっている。
レースレポート
第2戦 富士スピードウェイ(4月30~5月1日)
ミクZ4の初陣は5位! 痛車バトルをミクが制す第1戦 岡山国際サーキット(5月21~22日)
GT岡山戦はイカ娘との戦いを制して4位フィニッシュ!第3戦 セパンサーキット(6月18~19日)
みんな泣いた日 苦節4年目のミクZ4、セパンで初優勝!第4戦 スポーツランドSUGO(7月30~31日)
SUGOのマモノに屈せず! ミクZ4は6位でゴール第5戦 鈴鹿サーキット(8月20~21日)
勝利への執念! ミクZ4、雨の鈴鹿を5位フィニッシュ!第6戦 富士スピードウェイ(9月10~11日)
ミクZ4、富士で国内初優勝! シリーズトップに!第7戦 オートポリス(10月1~2日)
反撃の跳ね馬! SGT第7戦はミクZ4無念の9位第8戦 ツインリンクもてぎ(10月15~16日)
天使のミクさんが女王に!ミクZ4、GT300でついに頂点へ!2011シーズンリザルト | |
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第1戦 岡山 | 予選:8位 決勝:4位 |
第2戦 富士 | 予選:4位 決勝:5位 |
第3戦 セパン | 予選:1位 決勝:1位 |
第4戦 SUGO | 予選:8位 決勝:6位 |
第5戦 鈴鹿 | 予選:6位 決勝:5位 |
第6戦 富士 | 予選:1位 決勝:1位 |
第7戦 AP | 予選:7位 決勝:9位 |
第8戦 もてぎ | 予選:1位 決勝:1位 |
特別戦1 富士 | 予選:2位 決勝:1位 |
特別戦2 富士 | 予選:12位 決勝:1位 |
ドライバーズランキング | 1位 |
チームランキング | 1位(25台中) |
チームメンバー
2011年度 チーム体制 | |
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チーム名 | GSR&Studie with TeamUKYO |
エントラント代表 | 鈴木康昭 |
監督 | 大橋逸夫 |
ドライバー | 谷口信輝 番場 琢 |
メンテナンス | RSファイン |
チーフエンジニア | 佐野泰弘 |
ゼッケン | 4 |
参戦車両 | BMW Z4 GT3 |
車両名 | 初音ミク グッドスマイル BMW |
タイヤ | YOKOHAMA |
レースクイーン | 立花サキ AYAMI 蒼井晴香 |
イラストレーター | 村上ゆいち |
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