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残業代が年収の3割〜4割を占めることも

電通が平均給与484万円でトップ 契約社員の年収ランキング

2019年01月21日 17時35分更新

 グローバルウェイは1月21日、「契約社員の年収が高い企業ランキング」を発表。キャリコネユーザーによる投稿をもとに、契約社員の平均年収が高い企業をまとめたもの。

 1位:電通(平均年収484万円)
 2位:日産自動車(平均年収386万円)
 3位:トヨタ自動車(平均年収375万円)
 4位:パーソルキャリア(平均年収347万円)
 5位:ティーガイア(平均年収333万円)
 6位:三陽商会(平均年収321万円)
 7位:ディーエイチシー(平均年収311万円)
 8位:TMJ(平均年収290万円)
 9位:KDDIエボルバ(平均年収272万円)
 9位:明治安田生命保険(平均年収272万円)

 1位の電通は、2位の日産自動車を100万円近くも引き離した。ただし、同じ契約社員でも年収の幅は広く、200~300万円台の人もいれば、700~800万円台の人もいるという。営業職など一部の高年収ユーザーが平均を引き上げた側面もあるとのこと。

 2位3位と大手自動車メーカーが続くものの、それ以下は人材サービスやアパレル、保険などのさまざまな業種が並び、正社員のように業種による年収の差は見られなかった。業種にかかわらず複数の店舗やコールセンターなどを抱え、契約社員を配置する企業が多くランクインしているという。

 電通の社員からは「契約社員の場合、基本給は前職をベースに決められると思われます。残業が多いため、残業代が年収の3割を占めたり、4割を占めたりします。相当生産性が低い、効率が悪いということがなければ、残業代はつけた分だけ出ますので、仕事が集まれば集まるほど収入も上がります」(企画営業/30代後半男性/契約社員/年収840万円/2014年度)などの声が届いている。

 日産自動車の社員からは「期間でのライン作業員をさせてもらったのですが、思っていたより給料が良かったです。各種手当が結構ついたのでえり好みしなければ手っ取り早く報酬を稼ぐのにうってつけかもしれません。しかし、場所によっては体力的にきついところがある。体力に問題ない方でしたら天国かもしれません」(技術関連職/20代前半男性/契約社員/年収430万円/2013年度)などの声がある。

 

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