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iPhoneのワイヤレス充電はパッドの仕様で充電速度が異なる

2019年01月23日 14時00分更新

ワイヤレス充電でiPhoneを効率良く充電!

 2017年に発売されたiPhone XとiPhone 8/8 PlusではiPhoneシリーズで初めてワイヤレス充電に対応しました。別売のワイヤレス充電器を用意することで、LightningケーブルをiPhoneに接続しなくてもワイヤレス充電器の上にiPhoneを置くだけで充電が可能です。

 iPhoneで利用できるワイヤレス充電器は、箱に「iPhone対応」や「Qi(チー)規格に対応」と書かれています。

 注意点もあり、ケースを装着したままでは充電できないワイヤレス充電器も存在します。「ケースの厚さが3~5mm程度までであれば、iPhoneにケースを装着した状態でも充電可能です。」と謳う製品もありますので、ケースにしろ充電器にしろ選ぶときには注意しましょう。

 iPhoneに対応するワイヤレス充電器で代表的な製品をいくつかピックアップしましたので、参考にしてください。

Anker PowerPort Wireless 5 Pad

belkin Qi ワイヤレス充電パッド 5W

 試しに筆者のiPhone 8を「belkin Qi ワイヤレス充電パッド 5W」で充電してみたところ、バッテリー残量が0%から100%(フル)充電されるまで、およそ3時間ほどかかりました。

 ワイヤレス充電だと、5Wの電源アダプタにLightningケーブルで接続したときの2時間15分よりも、時間がかかります。

 また、急速充電(最大7.5W)に対応するワイヤレス充電器も存在します。

Anker PowerWave 7.5 Pad

belkin Qi対応 7.5W ワイヤレス充電パッド

 急速充電に対応するワイヤレス充電器を使う場合、iPhoneをiOS 11.2以降にアップデートする必要があります。

 こちらもiPhone 8で試したところ、iOS 11.2を適用する前がフル充電完了まで約3時間、iOS 11.2を適用後は約2時間40分でした。

 ワイヤレス充電器でiPhoneを急速充電したい方はOSをアップデートするか、最新のiOS 12 を搭載したiPhone XSなどを購入することをオススメします。


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