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東京大学医学部附属病院脳神経外科の研究グループが開発

東京大学、ヒトの頭部を精巧に再現した3DCGモデルを無償提供

2019年01月11日 20時45分更新

 東京大学医学部附属病院脳神経外科の齊藤延人教授と金太一助教らの研究グループは1月11日、ヒトの頭部を精巧に再現した3DCGモデル(以下、頭部3DCGモデル)を開発、無償提供を開始した。

東京大学脳神経外科 頭部3DCGデータベースサイトから

 頭部3DCGモデルは、内閣府総合科学技術・イノベーション会議が主導する革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)の「バイオニックヒューマノイドが拓く新産業革命」(プログラム・マネージャー:原田 香奈子氏)における研究の一環として開発。バイオニックヒューマノイドの基礎設計図としている。

 今回開発した頭部3DCGモデルは1000パーツ以上。3DCG作成には高度なCG技術と医学的技術、高い開発費を要するため、開発は困難だったという。研究グループは最先端のCG技術と脳神経外科医の知見を集約し、医療の現場に必要な解剖情報を3DCGとして作製したとのこと。

 頭部3DCGモデルは、東京大学脳神経外科 頭部3DCGデータベースにて無償でダウンロード可能。

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