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仙台アライアンスピッチイベントレポート

仙台から新しいパワードスーツ、EVカー、EdTechが誕生

2019年01月11日 16時00分更新

 12月14日、グローバルラボ仙台と仙台市経済局産業振興課が主催する仙台市スタートアップ向けのピッチイベント「仙台アライアンスピッチイベント」が仙台市内のコワーキングスペース「enspace」にて開催された。

 グローバルラボ仙台は、仙台に新しいIT産業を創出するために2013年12月にスタートしたプログラム。今回は、本プログラム初の起業家に向けた発表の場となる。

 メンターには、東北大学ベンチャーパートナーズの片桐大輔氏、株式会社七十七銀行、株式会社NTTドコモ 東北支社法人営業部長の山田広之氏、株式会社ドコモベンチャーズ 代表取締役社長 稲川尚之氏、株式会社MAKOTO ディレクター 川上 恵氏、MJQウェディング創業者/投資家の三浦純一氏の6名が参加した。

 登壇企業は、株式会社身体機能研究所株式会社シーデックス、株式会社Sirube、モービルジャパン株式会社、株式会社あx4の5社。それぞれ5分間のプレゼンテーションの後、メンターとの質疑応答を行なった。

着るだけで身体能力があがる機能性シャツ

経脈の位置に貼り付けられた特殊テープが身体能力をアップする「リライブ」

 最初の登壇者は、株式会社身体機能研究所の代表取締役社長 佐々木 孝氏。同社は、安価で高性能なパワードスーツ「リライブ」を開発している。

 東洋医学の経絡に基づき、シャツの内側に貼られた特殊なテープが経脈に働きかけ、体全体の機能が向上する仕組み。着た瞬間に98%の人が身体機能の向上を体感でき、トップアスリートは記録が約5%向上。一般の方であれば2割~3割程度パワーアップするという。2018年9月に国内の特許と意匠を取得済みで、欧州、米国、中国の国際特許も出願中だ。

 ターゲットとして、アスリートと中高年、肉体労働者を想定し、シャツタイプは1万5000円、ゼッケンタイプは9800円。現在は、ユーザーごとに身体を測定してテープの位置を調整しているが、将来的にはサイズ展開して既製品を作りたいとのこと。

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