週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「Predator Helios 500」と「Acer Nitro 5」でフレームレートを計測

Fallout 76はゲーミングノートPCで快適か、ハイエンド/リーズナブルな2台でチェック

2018年12月28日 16時00分更新

 戦闘やクラフトなど自由度の高さから、ベセスダのオープンワールドRPG「Fallout 4」はかなりの人気を博した。読者の中にも、Fallout 4をプレーしたことがある人も多いのではないだろうか。そのFalloutシリーズの最新作として、2018年11月に登場した「Fallout 76」は、同シリーズとしては初のオンライン専用タイトルとなり、ほかのプレイヤーと共闘したりPvPしたりと、これまでのシングルプレーにはなかった新たな魅力が加わった。

 そこで今回は、エイサーのゲーミング向けノートパソコン2製品「Predator Helios 500」(型番:PH517-51-F93Z、以下 Helios 500)と「Acer Nitro 5」(型番:AN515-52-A58H、以下 Nitro 5)について、Fallout 76がどの程度快適にプレーできるのかテストしてみた。

「Predator Helios 500」

「Acer Nitro 5」

試用機の主なスペック
製品名 Predator Helios 500(PH517-51-F93Z) Acer Nitro 5(AN515-52-A58H)
CPU Core i9-8950HK(定格クロック2.9GHz、最大クロック4.8Hz、6C12T) Core i5-8300H(定格クロック2.3GHz、最大クロック4.0Hz、4C8T)
グラフィックス GeForce GTX 1070(8GB GDDR5) GeForce GTX 1050 Ti(4GB GDDR5)
メモリー DDR4-2666 16GB×2 DDR4-2666 4GB×2
ストレージ 512GB(RAID 0 256GB+256GB) SSD、2TB HDD 128GB SSD、1TB HDD
無線LAN Intel Wireless-AC 9560(IEEE802.11a/b/g/n/ac) Killer Wireless-AC 1550i(IEEE802.11a/b/g/n/ac)
有線LAN Killer E2500(1000BASE-T) Realtek製ギガビットコントローラー
サウンド Realtek製High Definition Audio(Dolby Atmos搭載) Realtek製High Definition Audio(Dolby Atmos搭載)
サイズ/重量 およそ幅428×奥行298×高さ38.7mm/約4kg およそ幅390×奥行266×高さ27mm/約2.70kg
OS Windows 10 Home(64bit) Windows 10 Home(64bit)

Fallout 4の世界観をそのまままに
オンライン専用タイトルとなったFallout 76

 さて、Fallout 76の舞台背景から紹介していこう。Fallout 76では、2077年に勃発した核戦争の25年後、核シェルターである「Valut 76」から物語は始まる。Fallout 4は核戦争の210年後を描いていたため、Fallout 76はそのFallout 4よりはずっと早い時代のストーリーだ。舞台となる地域はワシントンDCからほど近い「ウェイストランド」と呼ばれるウェストバージニア州。時代はFallout 4よりは早いものの、核戦争で荒廃したFallout 76の世界感は、前作を踏襲したものとなっている。

ゲームエンジンにFallout 4と同じCreation Engineを採用したことで、世界感や雰囲気はFallout 4とほとんど同じだ

 Fallout 76が採用しているゲームエンジンは、ベセスダが独自開発した「Creation Engine」。同ゲームエンジンはFallout 4にも採用されていたものだが、今作ではオンラインマルチプレーに合わせてゲームエンジンにも手が加わっている。グラフィックスAPIにはDirectX 11をサポートしており、描画される核戦争後の世界は、ゲームエンジンが同じこともあり、Fallout 4とかなり似通っている。またユーザーインターフェースもFallout 4のものを踏襲しているので、Fallout 4をプレーしたことがあるのであればすんなりとその世界観に入れる。

 そんなFallout 76における動作環境は以下の表のとおり。グラフィックスカードには旧世代のハイエンドクラスのものが必要になるため、古めのパソコンを使っているユーザーは必要動作環境に届かない場合もあるのではないだろうか。また、CPUには最低限4コア/4スレッドタイプのもの、推奨環境となると4コア/8スレッドもしくは6コア/12スレッドのものが必要と、CPUに関するハードルは高めだ。

Fallout 76の動作環境
必要動作環境 推奨動作環境
OS Windows 10/8.1/7 64bit版
CPU AMD:AMD Ryzen 3 1300X、Intel:Core i5-6600K AMD:AMD Ryzen 5 1600X、Intel:Core i7-4790
グラフィックス AMD:Radeon R9 285、NVIDIA:GeForce GTX 780 AMD:Radeon R9 290X、NVIDIA:GeForce GTX 970
メモリー 8GB
HDD 60GB
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう