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チタンとステンレスが選べるVECLOSで「I WILL LOVE」「好きな人」を聴く

上野優華、最新アルバムの表情を「素材違いの機器」で感じる

2018年12月27日 17時00分更新

 歌手・女優の上野優華さんと「いい音」を探していく企画。

 ここでは、最新アルバムの『好きな人はあなただった』(発売2019年1月23日)やアルバム先行配信楽曲の「I WILL LOVE」(11月28日配信済)、「好きな人」(12月24日配信済)のお話を聞きながら、いい音に迫っていきます。

z  後半では「素材と音の違い」をテーマに、ステンレスとチタンの筐体が選べる「VECLOS」のイヤホン・ヘッドホンを使った試聴レポもいただきました。VECLOSは、魔法びんのサーモスが手掛けるブランドで、ハウジング部に真空断熱技術のノウハウを活用。オーディオとしても独特の製品となっています。

HPT-700とHPS-700

 ヘッドホン製品の「HPT-700」「HPS-700」、そしてイヤホンの「EPT-700」「EPT-500」「EPS-700」「EPS-500」の各製品を聴きます。型番のSはステンレス、Tはチタンの略。いずれも正確で広い音場の再現が特徴となります。

EPT-700(左)とEPS-500(右)

 なお、『好きな人はあなただった』の収録曲は記事で紹介したVECLOSのイヤホンと一緒にe☆イヤホン秋葉原店で現在、一部試聴可能です。近くにお立ち寄りの方はぜひお聞きください。

タイトル、攻めていますよね(笑)

── 今日はラジオの収録の現場から直接きていただいたそうですね。ありがとうございます! まずは年明けに発売となるアルバムのお話から聞きます。先行配信した「I WILL LOVE」と「好きな人」は、今まで以上に深まりを感じる作品に仕上がっていますね。

上野優華 うふふ。そうですね。実はこれ、20歳になって初めてのアルバムになるんですが、曲はもちろんですが、写真でも10代とは違うと感じてもらうため、髪をバッサリと切り落としました。

── アルバム名は『好きな人はあなただった』。

上野優華 攻めていますよね(笑)

── そしてなぜか、過去形(笑)

上野優華 発表した際には、まわりが少しザワザワしました。

 決めたのは1曲目の歌い出しが「好き~な人は、あな~ただ~った」だったからですね。私自身「タイトルはこれしかないな」って思いましたし、スタッフさんも満場一致でした。切ない曲が多いアルバムですが、「好きな人はあなただった」というひとことなら、いろいろな切なさが表現できる。それは失恋かもしれないし、逆に好きな人はあなたで、今も好きという気持ちかもしれない。いろんな意味が詰まっていると思います。

── 上野優華と言えばバラード。やはり切ない曲が好きなですか?

上野優華 私は……、好きですね。幸せな曲も歌っていて楽しいのですが、自分で作詞した曲も切ない曲のほうが多くって。理由は単純にそちらのほうが想像しやすいから。

 「悲しいこと」は人から聞いただけでも、悲しい気持ちになる。でも、「幸せ」は一度体験しないと分かりにくい。例えば、友達の話で「悲しくなる」ことはあっても「のろけ話」はあんまり記憶に残らないじゃないですか。いまが不幸せというわけではないのですが、「恋愛の幸せ」は、特別なものだから、いまの私ではまだ深いところまで理解できていないようにも思えるのです。

── ということは、そういう曲が増えてきたら……、そういうことなのですね(笑)

上野優華 そのときは、察していただけたらと(笑) ちなみに表情を作る際にも切ない顔のほうが得意だと思っています。

── ジャケット写真のアンニュイな上野優華さん、いいですね。最近、存在自体にオーラが出てきた気もします。

上野優華 いまはレコーディング中だから、そういう空気が出ているのかも。楽曲制作に集中して頭の中でもそれでいっぱいです。アルバムが仕上がってしまったら出てこない言葉もあると思います。

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