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MU-MIMO対応で機能も性能も大満足のお手頃価格Wi-Fiルーター

複数の端末を無線LANに繋ぐなら高速1733+800Mbpsの「Archer A10」で決まり

2018年12月25日 11時00分更新

速度が速いだけじゃない! 簡単設定ですぐに使いたい人から、こだわった使い方をしたい人までカバー

 機能や性能面を主に見てきたが、実はハードウェア面でも特徴がある。WANを含め合計5つのギガビットLANを搭載しているというのもそうだが、物理スイッチが多いというのも、最近のWi-Fiルーターとして珍しい。

↑背面にはWANとLAN×4ポートを装備。そして同じ並びに、珍しく電源スイッチがある。

 側面にある物理ボタンが、「WPS」と「Wi-Fi On/Off」ボタン。WPSボタンはデバイスのWi-Fi接続で非常に便利なボタンだけに、分かりやすい位置にあるのがありがたい。Wi-Fi On/Offスイッチは、その名の通り電波の出力を止めたり、再度出力したりといったことが可能なボタンだ。

 電波の影響を抑えるため一時的に有線LANだけを使いたい、外出時は明確にWi-Fiをオフにしておきたい、といった場合に活躍してくれるだろう。

↑WPSは多くのルーターでも搭載されているが、物理的にWi-Fi On/Offを切り替えるボタンを装備しているのはあまりない。

 もうひとつ、意外と便利なのが本体中央にあるLED表示用のボタン。長押しでLED表示のオンオフを切り替えられるというだけのボタンだ。LEDはそれほど明るくないのだが、夜中など、部屋が暗くなると意外と明るく、気になることも多い。こういった時は、このボタンを使ってLEDをオフにしてやろう。

↑LEDの消灯だけのためにボタンを装備。コストが高くなるのに便利さを優先しているのがうれしい。

 もちろん、Wi-FiやLEDのOn/Offはルーター設定で変更すればいいだけの話なのだが、気になった時にその場でスグに変更できるという意味では、物理ボタンの方が楽だしわかりやすい。また、ルーター設定に慣れていない人、ルーターのパスワードを知らない人でも操作できるというのもメリットだ。

 コストダウンのためか利用頻度の少ないスイッチは省略される傾向にあるが、たまにしか使わない機能・設定だからこそ、物理スイッチがあるというのがうれしい。

 Wi-Fiの対応速度だけを見れば似た製品は数多くあるが、スマホのアプリでできる簡単設定と、凝りたい人にうれしい詳細設定のどちらにも対応、さらに実力も高く機能も豊富、それでいて価格はお手頃というのが何よりの魅力といえる。低速なWi-Fiルーターからの買い替え、もしくは新規導入を考えているなら、しっかりとした性能で応えてくれる「Archer A10」を選べば間違いないだろう。オプションには縦置きスタンドが用意されているので、設置面積をコンパクトにしたい人は併せて購入するといいだろう。

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