モバイルアプリマーケティングツールを展開するReproは11月26日、集英社の協力のもと、iOS/Android向けマンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」で離脱しそうなユーザーをAIで予測ができるか、また予測したユーザーを離脱させないようにできるかどうかを検証する実証実験の成果を発表した。
アプリから離脱しそうなユーザーをAIで予測できるかどうかでは、予測誤差をおよそ10%に留めることができた。
また、再訪確率の低いユーザーに特典付きのプッシュ通知を配信することで、ユーザーの離脱を防ぐことが可能であることがわかった。
さらに、再訪確率が高いユーザーに特典付きのプッシュ通知を配信することで、逆に再訪率を下げてしまうケースがあることも明らかとなった。
以上の結果、AIを活用することで、従来の方法で要するコストの85%を削減できることがわかった。
今回の実証実験結果を受けて、新たなAI活用のサービスとしてベータ版をリリースすることが決定した。同社は今後もAIを活用したマーケティングの自動化を目的とし、研究開発に努めていくとしている。
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