ファーウェイ・ジャパンは、海外でも10月に登場したばかりの最新フラグシップ機「HUAWEI Mate 20 Pro」の国内発売を発表した。今夏の「HUAWEI P20 Pro」はドコモ専売だったのに対し、HUAWEI Mate 20 ProはSIMフリーとソフトバンクでの販売となる。SIMフリー版の発売日は11月30日で、予想実売価格は税抜11万1880円。ソフトバンク版は12月中旬以降の発売予定。
Leicaトリプルカメラはついに16mm相当の超広角撮影対応に!
6.39型の大型画面も横幅約72mmという持ちやすいサイズ
HUAWEI Mate 20 Proの最大の魅力はさらに進化した「Leicaトリプルカメラ」。名称からわかるように、レンズの数こそHUAWEI P20 Proと同じ3つだが、今回は広角(4000万画素、1/1.7型)、望遠(800万画素、光学3倍)、超広角(2000万画素)の組み合わせに変更(従来はRGB、モノクロ、望遠)。16mm相当という超広角撮影に対応。観光地などでの遠近感を活かした写真などが残せる。
CPUも最新の「HUAWEI Kirin 980」(2.6GHz×2+1.92GHz×2+1.8GHz×4、オクタコア)を搭載。AI演算に特化したNPUが2つになったほか、CPU/GPUももちろん性能アップ。7nmプロセスの製造で消費電力面でも向上しているという。
ディスプレーは6.39型有機EL(1440×3120)で、縦横比は19.5:9。サイドが曲面形状になっているうえに、横幅は約72mmと持ちやすいサイズに収まっているのは特徴的。ノッチ部には顔を3Dで認識し、高度な顔認証を実現するカメラ類を搭載するほか、指紋センサーはディスプレー内蔵式となっている。
そのほか主なスペックは、6GBメモリー、128GBストレージなどで、外部ストレージは独自のNMカードでの追加で対応(128GBのカードが販売予定)。バッテリーも4200mAhと大容量で、40Wでの急速充電をサポートする(10V/4A)。ワイヤレス充電にも対応し、Qi準拠の方式のほか、独自の仕様による15Wチャージが可能。また、逆にQi対応機器を充電するという新しい機能も持つ。ネットワーク面ではDSDVに対応する。なお、防水・防塵もサポートするが、HUAWEI P20 Proでサポートされたおサイフケータイは今回は搭載されない。
カラバリは、ミッドナイトブルー、トワイライト(SIMフリー版のみ)、ブラック(ソフトバンク版のみ)の計3色が用意される。
ファーウェイ「HUAWEI Mate 20 Pro」の主なスペック | |
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ディスプレー | 6.39型有機EL(19.5:9) |
画面解像度 | 1440×3120 |
サイズ | 約72×158×8.6mm |
重量 | 約189g |
CPU | HUAWEI Kirin 980 2×2.6GHz+2×1.92GHz+4×1.8GHz(オクタコア) |
メモリー | 6GB |
ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | HUAWEI NMカード(128GB) |
OS | Android 9(+EMUI 9.0) |
対応バンド | LTE:1/2/3/4/5/6/7/8/9/12/17/18/19 /20/26/28/32/34/38/39/40/41 W-CDMA:1/2/4/5/6/8/19 4バンドGSM |
DSDS | ○(DSDV) |
無線LAN | IEEE802.11 a/b/g/n/ac(2.4/5GHz) |
カメラ画素数 | メインカメラ:約4000万画素(F値1.8、広角) +約2000万画素(F値2.2、超広角) +約800万画素(F値2.4、望遠) /インカメラ:約2400万画素(F値2.0) |
バッテリー容量 | 4200mAh(急速充電 10V/4A対応) |
防水/防塵 | ○/○(IP68) |
ワイヤレス充電 | ○(15W、Qi互換) |
生体認証 | ○(指紋、顔) |
SIM | nanoSIM×2 |
USB端子 | Type-C |
カラバリ | ミッドナイトブルー、トワイライト、ブラック |
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