Oculusの特許が米国特許商標庁から公開され、一体型VRヘッドセットOculus Questの冷却システムについて詳細が明らかになった。デバイスの内部に冷却用ファンを備え、CPU/GPUの処理能力を最大化しようとしているように思われる。
Oculus Questは、パソコンや外部センサーの設置を必要とせず、ヘッドセットとコントローラーだけで高品質なVR体験が可能となるVRデバイス。ヘッドセット前面の四隅に内蔵されたカメラを使うことで「VR内での上下左右前後への移動」が可能となるほか、付属のハンドコントローラーのハンドトラッキングも同様に行なうことでVR内で手を自由に動かすことができるとしている。
これまでOculusが発売している一体型VRヘッドセット「Oculus Go」ではヒートパイプ型の冷却システムを採用しているもののファンは使われていなかった。より高いスペックが要求されるOculus Questにおいては、処理速度を落とさないためにより本格的な排熱システムを採用したものと考えられる。このOculus Questの冷却システムがどのように体験へ影響してくるのか、発売を待ちたいところだ。
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