Snapdragon 845をオーバークロック!
ASUS「ROG Phone」
ASUSは16日、今年の「COMPUTEX TAIPEI 2018」で発表され、日本上陸がいまかと望まれていたゲーミングスマホ「ROG Phone」(アールオージーフォン)を発表した。23日に11万9000円(税別)で発売する。
発表会に登壇したASUS JAPAN 執行役員 事業部長 溝上武朗氏は「日本でもeスポーツが盛り上がってきています。ゲーミングスマホの需要も高まり、そこへスマホゲームに革命を起こすべく、トータルゲーミングソリューションを投入します。それが今回発表したROG Phoneです」と語った。
次にROG Phoneの機能説明のため、ASUS JAPAN システムビジネス事業部 テクニカルプロダクト マネージャー 阿部直人氏が登壇した。現在、AndroidスマホのSoCでハイエンドに位置するSnapdragon 845を、開発元のクアルコムとともにチューニングし、オーバークロックバージョンのSnapdragon 845として世界初搭載していると説明。通常のクロック周波数は2.8GHzだが、ROG Phoneに搭載されているSnapdragon 845は2.96GHzまで性能が引き上げられているという。
AnTuTuベンチマークでも、通常のSnapdragon 845は26~27万という数字だが、このオーバークロック版は30万を超える数字を叩き出している。
スマホゲームでは重要となるネットワークも、超高速無線LAN規格であるIEEE802.11adにはやくも対応し、万全の体制を整えている。
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