「水曜どうでしょう」や「onちゃん」といったキーワードに思わず反応してしまう、北海道ファンのみなさんはすでにご存知のことだろう。北海道テレビ(HTB)が札幌市豊平区平岸から、札幌市中央区のさっぽろ創世スクエアへと本社を移転した。さっぽろ創世スクエアのグランドオープン直後には、創世スクエアHTBまつりを開催し、市民に新社屋のお披露目が行なわれた。No Maps 2018取材で滞在中だった筆者も、札幌の文化を支えるメディアの一大イベントと聞いて足を運んだ。
構想、開発に20年近い歳月をかけた新たな文化拠点、さっぽろ創世スクエア
さっぽろ創世スクエアが位置するのは、大通公園の東端からやや北に向かったあたり。大通公園からも札幌駅からもほど近い、便利な場所だ。北海道らしいゆとりのある空間に、札幌市民交流プラザとオフィス棟が並ぶ。札幌市民交流プラザには、札幌市図書・情報館やカフェ、電源を備えたオープンスペースが並んでおり、特にオープンスペースでは学生が勉強する姿が多く見られた。創世スクエアオープンからまだ日が浅いにも関わらず多くの学生がノートを広げていたので、情報感度の高い学生が集まる場所になりそうな予感だ。
共通フロアである1階にはカフェや、イベントスペースも並んでおり、筆者が訪れた時間には、イベントスペースでHTB公式LINE LIVEの公開配信中であった。
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