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小型こそ正義!

ドコモ「カードケータイ」はウワサどおり物欲を煽ってくる!

Androidベースだが機能は限定的

 カードケータイと名付けられた本製品が携帯電話であることは間違いありませんが、端末情報を見てみるとOSのベースはAndroidのようです。なんらかの方法でアプリをインストールできれば非常に面白くなりそうなので、どなたかが道を切り開くことを強く期待します。他力本願でスイマセン。

カードケータイの端末情報。ベースはAndroid OSのようです

 本製品を触った第一印象は質感の高さ。前面、背面ともに防指紋加工が施されており、薄いながらも剛性の高いボディーに安っぽさはいっさいありません。特筆しておきたいのが、音と振動の絶妙さ。「ピポッ」、「ピッ」といういかにもな電子音と、結構強めのバイブレーションが……高級感あるんですよ! 音も振動も安易に選ばず、開発陣がこだわって調整していると個人的に睨んでいます。お疑いの方は、ぜひ店頭でお試しください。

バイブレーションと着信音、通知音、アラーム音はきめ細かく設定可能。着信音は5種類から、通知音とアラーム音は3種類から選択可能です

ウェブブラウザーが動くので
サイトのチェックもできる

 連絡先、メッセージ、カレンダー、時計、電卓、メモ帳搭載と意外と多機能な本製品ですが、驚かされたのはウェブブラウザーが動くことです。

 画面の描画色が16階調のグレースケールである、電子ペーパーディスプレーの特性上書き換え時にちらつきが発生する、動画や音声の再生をサポートしていない、GPSを搭載していないため位置情報をウェブページで利用できない、ピンチイン・アウト操作できない、ホーム画面にサイトのショートカットを作成できない……などなど制限は多々ありますが、カードサイズのデバイスでウェブページを見られるのですから感動しますねー。

ASCII.jpのトップページを表示してみました。モバイル用のサイトが表示されていますが、特にエラーは発生していません。16階調のグレースケールでもグラビアアイドルは魅力的ですね

ブラウザーからJPEG、PNG画像を長押しで保存可能。保存した画像は「設定→デバイス→ストレージ→(右上のフォルダーアイコン)→ダウンロード」から鑑賞可能です

画像を拡大表示しているときに右上にチェックを入れれば壁紙に設定可能。「痛ケータイ」もカンタンに実現します

 なお、アルファベットや数字だけでなく、日本語もフリック操作で文字入力可能です。電子ペーパーディスプレーの特性上、描画は遅れますが、遅延を無視してどんどん操作すれば、スマートフォンとほとんど変わらぬ速度で文字入力可能です。

フリック入力の際は、4方向の候補が出るのを待たず、次々に操作してしまうのが、高速文字入力のコツです

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