アシスタントを呼び出すには
スマホを握るだけ
「Active Edge」は、本体をスクイーズする(握る)だけで、Googleアシスタントを呼び出したりできるユニークな機能。初めは握る位置や強さなど感覚をつかむのが難しいかもしれないが、慣れれば簡単だ。「OK Google」と話しかけるよりも、スマホをさっと握って、用件を話したほうが早い。
パフォーマンスも高水準
OSは最新の「Android 9 Pie」を初期搭載している。CPUはクアルコムの最高グレードであるSnapdragon 845、メモリーは4GB、内蔵ストレージは64GBと128GBから選べる。
スマホのパフォーマンスを数値化して評価できる「AnTuTu Benchmark」アプリでベンチマークを計測してみると、「270802」の高スコアを記録。実際、使っている時はアプリの起動が遅かったり、動作が鈍くなったりすることはなかった。
内蔵するバッテリーはPixel 3が2915mAh、Pixel 3 XLが3430mAhとなっており、急速充電、ワイヤレス充電に対応している。筆者はPixel 3を1週間使っていたが、電池持ちに不満はなかった。
ほかに、Pixel 3は、ユーザーの使用状況をグラフで表す「Digital Wellbeing」という新機能を搭載している。アプリごとに1日の使用時間の上限を設定できる「アプリタイマー」や、睡眠を妨げない「おやすみモード」の設定ができる。
また、お店やテレビで流れる音楽を聞き取り、その曲名をロック画面に表示してくれる機能も。不意に流れた曲のタイトルやアーティスト名が思い出せないときに便利だ。
【まとめ】やや高価だが、快適な操作性、独自機能は魅力
日本初上陸となった「Google Pixel」だが、最安の選択肢であるPixel 3(64GB)を選んでも価格は9万5000円。高いと感じる人は多いと思うが、高性能カメラや「Active Edge」といったPixel 3ならではの機能は魅力に感じた。最新のAndroid 9 Pieを搭載し、OSのアップデートをすぐに受けられる点もうれしい。個人的には、手になじみやすいデザインも気に入っている。
カメラについても、背景をボカす機能を搭載するスマホは他にも数多くあるが、Pixel 3はそれに加えて「Googleレンズ」や「Playground」といった独自の機能を備えており、じゅうぶんに楽しんで使えるのではないだろうか。
価格を見て二の足を踏む人も、一度手に取って確かめてみてほしい。スムーズな操作性や独自機能は魅力に思えるはずだ。
Pixel 3 | Pixel 3 XL | |
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ディスプレー | 5.5型有機EL (18:9) |
6.3型有機EL (18.5:9) |
画面解像度 | 1080×2160 | 1440×2960 |
サイズ | 68.2×145.6 ×7.9mm |
76.7×158 ×7.9mm |
重量 | 148g | 184g |
CPU | Snapdragon 845 2.5+1.6GHz (オクタコア) |
|
内蔵メモリー | 4GB | |
内蔵ストレージ | 64GB | 128GB |
OS | Android 9.0 | |
最大通信速度 | 下り最大794Mbps | |
CA対応 | ○(5CC) | |
無線LAN | 802.11ac (2.4/5GHz) |
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カメラ画素数 | リア12.2メガ/イン8メガ×2 | |
バッテリー容量 | 2915mAh | 3430mAh |
指紋センサー | ○ | |
防水・防塵 | ○ | |
USB端子 | Type-C | |
カラバリ | クリアリーホワイト、ジャストブラック、ノットピンク | クリアリーホワイト、ジャストブラック |
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