週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

さまざまな医療シーンをVR体験

VRで研修医をトレーニングする専用施設が開設

2018年11月03日 13時00分更新

SimforHealthより

 カナダのクイーンズ大学は医療シミュレーションなどを手がける仏SimforHealthおよびHTCとパートナーシップを締結。医療用シミュレーション施設を開設して研修医へのVRトレーニングや、VRを使った教育の効果検証を行なう。

 シミュレーション施設ではHTC VIVEのヘッドセットとSimforHealth開発のソフトウェアを活用。研修医はVRで緊急医療の現場を体験したり、患者の診察を行なったりとさまざまな医療シーンを体験できる。これにより、医療教育の改善を図れるだけでなく、患者が医師の“最初の実験台”になることを防ぐ効果があるという。

 医療関係へのVR活用は、患者への治療に関する説明(インフォームド・コンセント)から医師の研修、その他痛みの緩和など多岐にわたって進みつつある。今後の進展にも期待したい。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります