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Oculusの新型VRヘッドセットが鍵か

Oculus Questは1年で100万台以上売れ、2019年は「VRの年」になると予測

2018年11月02日 15時30分更新

 ゲーム業界のリサーチ会社SuperDataは、2018年~2021年のXR(VR/AR/MR)市場規模、およびOculusの新一体型VRヘッドセット「Oculus Quest」の売上予測を発表した。同デバイスが発売される2019年は決定的な瞬間を迎え、”VRの年”になる可能性を秘めているという。

 SuperDataのレポートによれば、モバイルAR(グラフの青い部分)市場は毎年倍増のペースで拡大していき、2018年の予測市場規模は20億ドル。グラフに明記はないがロケーションベースVRも同程度の成長を続け、2021年の市場規模は8.54億ドルと予測している。

 そして今後の成長を決定づけるポイントの1つが、2019年春を予定するOculusの新一体型VRヘッドセットOculus Questの発売開始である。Oculus QuestではPCやケーブル、外部センサーの設置なしに、ヘッドセットとコントローラーだけで高品質なVR体験が可能となる。また米国内向け価格が399ドルと、手の届きやすい設定になっていることも特長だ。

 レポートによれば、Oculus Questリリースから1年間での販売台数は100万台を超えると予測。同時期のOculus Rift予測販売台数の3倍に当たる。またSuperDataは、2019年に全世界でのOculus Go/Quest売上台数は合計で2500万台に近づくとも予測している。これらの売上が寄与し、2019年のVR(グラフの赤い部分)市場規模予測は、前年の2倍以上である69億ドルとされている。

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